XM(XM Trading)を使うときの注意点や評判、メリット・デメリットとは?

XMは2009年創業の海外FX業者です。海外業者は新たなブローカーができてはすぐに消えていく中、安定的にサービスを提供している数少ない業者です。XMの口コミ・評判やメリット・デメリットを見ていきましょう。



XM
XM
ペア数 57
取引単位 100,000
スプレッド
(USD/JPY)
1.7銭
スワップ
口座数 100万以上
アプリ XM/MT4/MT5

【XMは以下の方におすすめ】

  • 高いレバレッジで取引したい方
  • 安心できる海外業者を使いたい方
  • スマホアプリも使う予定のある方
  • MT4・MT5を使う予定のある方

XM 公式サイト

利用者の口コミ・評判
20代男性
20代男性

やはり最大レバレッジ888倍という国内業者にはないメリットがある。

30代女性
30代女性

海外業者なのにトラブルの噂が流れないのは大きいと思いますね。

XMの総合評価

XMは2009年(平成21年)創業のFXを専門とした事業会社となっています。

海外業者のため最大888倍のレバレッジが可能である点が、選ばれる最も大きな理由です。

XMが選ばれる理由

実はFX業界が最も充実しているのは日本です。国内業者は国内規制により信頼できる業者のみが生き残ってる一方、海外業者は現れては消えるを繰り返すだけでなく、入出金に関するトラブルも数多く聞かれます。

XMは海外業者の中でも超大手であり、日本語のわかりやすいWebサイトや充実したサポートを用意しています。海外の複数の国でライセンスを取得しており、出金に関するトラブルも悪い噂を聞きません。

何がXMの人気を支えているのか、利用者からの口コミや評判も含め確認していきましょう。

理由1:高いレバレッジが可能

XMが多くの人に選ばれる1つ目の理由は、最大888倍のレバレッジ取引が可能である点です。

国内業者では、個人の取引に対する法規制から、証拠金の下限が取引金額の4%、つまりレバレッジとしては25倍が最大であることが定められています。レバレッジとしては25倍でも十分大きいのですが、より少ない資金から取引を行うとなると物足りないことがあります。

例えば、国内業者ではUSD/JPYで10,000通貨(約110万円)の取引をするために約4万4千円が元手として必要です。取引がうまく行き、仮に1円の値幅が取れたとしましょう。この時に得られる利益は10,000円となります。4万4千円に対して1万円の利益ですから、リターンは約20%です。これを十分と見るか、物足りないと見るかは人により異なりますね。

海外業者では日本とは異なるルールで規制されており、事実上業者により制度は異なっているのが実情です。XMでは最大888倍の取引が可能ですから、日本に比べて30倍以上のリターンを獲得することも可能になっています。

理由2:業者としての安全性

XMが多くの人に選ばれる2つ目の理由は、XMの業者としての信頼性があるという点です。

海外業者が現れては消える中、XMの業者としての安定性・信頼性はずば抜けています。

安全性

XMは世界的な金融プロバイダー「Trading Point」により運営されています。日本ではあまり知られいませんが、海外では複数の国で正規のライセンスを受けている正当な業者です。

厳密にいうと、少し紛らわしいのですが、XMとXM Tradingは別のブランドです。XMは持株会社が提供しているサービス、XM TradingはXM Globalが提供しています。取得しているライセンスも異なり、それぞれが各国のライセンスを取得しており、各国でのサービスに対応しています。

日本語でサポートされているには「XM Trading」です。とはいえXMとXM Tradingは使えるポイントやサービスに互換性があるので、日本人が使う分にはあまり違いを気にする必要はありません。

XM Tradingは以下のライセンスを取得しています。

法人名 登録国・ライセンス 登録難易度
Trading Point of Financial
Instruments, Ltd.
(本社)
キプロス証券取引委員会(CySec)
ライセンス番号:120/10

英国金融行動監視機構(FCA)
ライセンス番号: 538324

金融商品市場指令(MiFID)対応
Trading Point of Financial
Instruments Pty, Ltd.
(オーストラリア向け法人)
オーストラリア証券投資委員会(ASIC)
ライセンス番号: 443670
Trading Point of Financial
Instruments UK, Ltd.
(ヨーロッパ向け法人)
英国金融行動監視機構(FCA)
ライセンス番号: 705428

最大レバレッジ888倍の提供やボーナスの提供ができなくなるため、日本金融庁(JFSA)のライセンスは保持していません。XMTradingが日本語表示はしているものの、日本居住者を対象にした勧誘業務はしていません。

信頼性

また、業者としての評判も非常に高いです。

多くの海外業者では「出金できない」「出金まで遅すぎる」といった、利益確定後のトラブルが起きがちです。いくら利益を上げても、出金できずそのまま業者が倒産してしまえば、利益が手元に残ることはありません。

しかしXMではそのような出金関連のトラブルの噂は聞きません。出金手続きさえ適切に行えば、スムーズに出金できるのです。

XMは業者としての信頼性にも注目です。

理由3:スマホアプリもある

XMが多くの人に選ばれる3つ目の理由は、スマホアプリにも対応し取引できる点です。

今やFXは外出先などどこでも取引を行うことが求められます。

XMでは海外業者大手として、もちろんスマホアプリにも対応しています。専用アプリXMが存在します。

海外業者だけあって専用アプリの操作方法は一見独特です。しかし一度使ってみれば、国内アプリよりも簡単に操作を行えることに気づくでしょう。

さらにMT4やMT5にも対応しており、スマホアプリに関しては心配することはないでしょう。

理由4:MT4やMT5にも対応

XMが多くの人に選ばれる4つ目の理由は、MT4やMT5にも対応している点です。

MT4やMT5を知らない人もいるかもしれませんが、MTとは「MetaTrader」と呼ばれるトレーダー向けの専用ソフトウェアのことです。日本では各業者が専用ソフトを準備しているので使う人は少ない気もしますが、海外業者を使っているトレーダーにはおなじみのソフトです。

MT5はMT4よりも高機能かつ高性能となっており、両方に対応しているXMはさすがという他ありません。

XMはWebサイトだけではなく、MT4やMT5も日本語にも対応しており、日本人にとっても利用しやすい業者となっています。

XM 公式サイト

XMのデメリット

デメリット1:スプレッドは国内業者よりも広い

XMを利用する上でのデメリットは国内業者と比べてスプレッドが広いという点です。

例えばもっとも日本人にとって身近な通貨ペアであるUSD/JPYに関しては、国内業者では0.2〜0.3銭程度です。これが海外業者ではスプレッドの狭い業者でも2銭程度となります。

海外の業者を利用する上で、手数料であるスプレッドが日本の業者よりも広いという点はデメリットになります。XMは海外業者の中でもスプレッドは狭いので十分利用するに値する業者となるでしょう。

デメリット2:完全信託保全ではない

XMを利用する上でデメリットの2点目は完全信託保全ではないという点です。

そもそも信託保全とは、顧客の資金を金融機関の信託口座に預け分別管理することです。信託保全を行うことで、仮に業者が倒産したとしても、顧客の資金が全額返還されることになります。国内業者では2000年代半ばごろに顧客保護の制度が充実し、完全信託保全でない業者は淘汰されました。

しかし海外業者には国内の制度が適用されず、完全信託保全となっている訳ではありません。つまり業者の倒産時に顧客資金の保護が約束されないのです。

XMに限って言えば、顧客資金と経営資金をイギリスのバーグレイズ銀行にて分別して管理を行っています。信託保全が行われていないとはいえ、顧客資金と経営資金を適切に資金管理していると言えます。

XMで注意しておきたいポイント

ポイント1:入出金の方法について

XMを利用する上で注意しておきたいのが入出金です。

一般に海外の業者へ入金する方法としては、銀行間送金、クレジットカード決済の2種類があります。これはXMにおいても同様です。

しかし出金については注意が必要です。

出金について、入金した金額に相当する部分は「入金と同じ方法で出金」、入金額を超える金額については「銀行間送金」でのみ出金が可能です。

つまり、クレジットカードで入金し、実際に取引で利益確定後に出金しようとした場合には次の手順となります。

まずはクレジットカードによる入金額相当の出金を行います。クレジットカードへの出金は時間がかかりがちです。クレジットカードへの出金が完了したのち、銀行間送金での利益分の出金を指示することが必要です。

この煩わしい作業を回避するために、可能であれば入金についても銀行間送金(振込)で行っておきたいですね。

なお銀行間送金による出金には、手数料として2,000円から数千円程度の手数料が必要になるので留意しておきましょう。

ポイント2:海外業者のため、損失を繰り越せない

海外業者を利用する際に気をつける必要があるのが、損失を繰り越せないという点です。

国内業者を利用してFXの損失が出た場合、「先物取引の差金等決済に係る損失の繰越控除」に基づき、最大3年まで損失額を繰り越し、翌年度以降の利益額と相殺することが可能です。

No.1523 先物取引の差金等決済に係る損失の繰越控除|国税庁

しかも国内業者を利用してFXの利益が出た場合、特例によりその課税率は利益の大きさによらず約20%と優遇されています。

No.1522 先物取引に係る雑所得等の課税の特例|国税庁

しかし、海外業者を利用する際にはこの分離課税の特例を受けることができず、損失額を繰り越すことができません。さらにその課税率も特例が適用されず、利益金額に応じた累進的な税率が適用されるため、大きな利益を上げるほど税率が高くなります。

海外業者を利用する際の注意点をよく踏まえて取引を行うことが重要ですね。

XM 公式サイト

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