「東京の一人暮らし、毎月いくらかかるんだろう」——上京前にこれを調べたとき、数字がバラバラすぎて逆に混乱しました。
この記事では、手取り19万円で東京一人暮らしをしている私の固定費を、上京直後と見直し後の2パターンで全公開します。「平均」よりも「リアルな一人の数字」の方が参考になると思って書きます。
そもそも「固定費」とは何か
固定費とは、毎月ほぼ決まった金額が引き落とされる支出のことです。家賃・スマホ代・サブスク・保険料・光熱費などが該当します。食費や外食費などの「変動費」と違って、一度見直せば毎月自動的に節約が続くのが特徴です。
固定費の見直しは「一度やれば終わり」の節約なので、毎月食費を我慢するより長期的な効果が大きいです。
上京直後の固定費(見直し前)
| 項目 | 月額 | 備考 |
|---|---|---|
| 家賃(管理費込み) | 82,000円 | 1K・23区内 |
| スマホ代 | 6,500円 | 大手キャリアのまま |
| 電気代 | 3,500円 | 新電力未検討 |
| ガス代 | 2,000円 | |
| 水道代 | 1,500円 | 2ヶ月に1回・月換算 |
| インターネット | 4,500円 | マンション備え付け |
| 動画サービス(3つ) | 3,267円 | Netflix・Hulu・Disney+ |
| 音楽サービス | 980円 | Spotify |
| 雑誌読み放題 | 440円 | dマガジン |
| クラウドストレージ | 250円 | iCloud 50GB |
| 民間医療保険 | 4,800円 | 入社時に勧められるまま加入 |
| 合計 | 109,737円 |
手取り19万円で固定費が約11万円。残り8万円で食費・交通費・交際費・日用品をすべて賄う計算です。貯金なんてほぼできない状態でした。
見直し後の固定費
| 項目 | 月額 | 変化 |
|---|---|---|
| 家賃(管理費込み) | 82,000円 | 変わらず |
| スマホ代 | 1,980円 | ▲4,520円(Y!mobileに乗り換え) |
| 電気代 | 3,500円 | 変わらず |
| ガス代 | 2,000円 | 変わらず |
| 水道代 | 1,500円 | 変わらず |
| インターネット | 4,500円 | 変わらず |
| 動画サービス(1つ) | 600円 | ▲2,667円(Amazon Primeのみ残した) |
| 音楽サービス | 980円 | 変わらず(よく使うので継続) |
| 雑誌読み放題 | 0円 | ▲440円(解約) |
| クラウドストレージ | 250円 | 変わらず |
| 民間医療保険 | 3,800円 | ▲1,000円(内容を精査してシンプルなプランへ) |
| 合計 | 101,110円 | ▲8,627円/月 |
月8,627円の削減。年間で約103,000円の差になりました。何かを我慢したわけではなく、「使っていないものを解約した」「高いままのサービスを乗り換えた」だけです。
削減額が大きかった順に解説
1位:スマホ代(▲4,020円)
大手キャリアから格安SIM・サブブランドに乗り換えるだけで、月6,000円→1,980円になりました。通話品質・データ速度ともに体感の差はほぼなし。「乗り換えが面倒」と1年近く後回しにしていたのが今でも悔やまれます。乗り換え自体は土曜日の午後2時間で完了しました。
2位:サブスクの整理(▲4,176円)
NetflixとHuluは「なんとなく入ったまま」でほとんど見ていなかった。解約してAmazon Primeだけ残したら、むしろ以前よりよく使うようになりました。「使っていないサービスにお金を払っている」という気づきが、家計全体の意識を変えるきっかけにもなりました。
3位:保険の見直し(▲1,000円)
入社時に窓口で勧められた保険を、FP2級の知識をもとに内容を精査しました。会社員には高額療養費制度・傷病手当金という公的保障があるため、民間の医療保険は「補完」でいいと理解してからシンプルなプランに変更しました。
東京一人暮らしの固定費「平均」との比較
総務省の家計調査では、単身世帯の住居費以外の固定的支出(通信・光熱費等)は月3〜4万円程度とされています。家賃を含めると、東京23区の一人暮らしの固定費合計は月10〜13万円程度が現実的なラインです。
「平均より安くしたい」と思うなら、まず手をつけやすいのはスマホ代とサブスクです。この2つだけで多くの場合、月3,000〜7,000円の削減ができます。
📌 固定費見直しの全体像はこちらにまとめています
スマホ・サブスク・保険・クレカを含む固定費見直しの全体像と、私が月8,000円削減するまでの流れをまとめた記事です。
👉 社会人1年目で固定費を見直したら、月8,000円浮いた話
固定費は「見直した瞬間」から毎月効き続けます。来月の自分への投資として、まずクレカの明細を1枚印刷して見返してみることをおすすめします。




