「お金のことちゃんとしなきゃ」と思いながら、何から始めればいいかわからないまま1年が過ぎていました。
給与明細の見方もよくわからなかった。保険に入った方がいいと言われたから入ったけれど、何に入っているかは把握していなかった。貯金はしたいけれど、毎月気づいたらお金がなくなっている。投資は怖い。クレジットカードも「なんとなく怖い」と思って作らずにいた。
東京で一人暮らしを始めた社会人1年目の冬、私のお金事情はこんな状態でした。「ちゃんとしなきゃ」という焦りだけがあって、でも何をすればいいかが全然わからなかった。
この記事では、私が実際に直面したお金の悩みと、どう解決していったかを書きます。「わかる」と思いながら読んでもらえたら嬉しいです。
悩み① 毎月お金が足りない気がするのに、何に使ったかわからない
手取り19万円。多くはないけれど、一人で暮らすには足りないわけでもないはず。なのに月末になるとなぜか手元にお金がない。外食を減らしたり日用品を安くしたりしているのに、なぜか足りない。
原因は「固定費」でした。スマホ代・サブスク・保険料・ネット代——毎月自動で引き落とされているお金を把握していなかった。クレカの明細を初めて全部印刷したとき、「こんなに引かれていたのか」と青ざめました。
固定費は一度見直せば毎月自動で節約が続きます。食費を我慢するより、固定費を削る方が長続きします。
悩み② スマホ代、高いとは思っているけど乗り換えが面倒で後回しにしている
「格安SIMに変えた方がいい」と聞いたのは入社前でした。でも「手続きが面倒そう」「電波が悪そう」「なんか怖い」という理由で1年以上放置していた。
結局乗り換えたのは入社1年目の冬で、実際の手続きは土曜の午後2時間で完了しました。月6,000円から1,980円(当時)になって、「なぜもっと早くやらなかったのか」と後悔しました。1年間の損失は約48,000円です。
「面倒そう」という感覚は正直あります。でも実際にやってみると、思ったより全然簡単でした。
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悩み③ 入社直後に保険に入ったけど、何に入っているか把握していない
「社会人になったら保険に入りなさい」と親に言われて、入社直後に保険会社の窓口へ行きました。担当の方に「20代女性なら医療保険と生命保険があると安心」と言われて、その場でそのまま加入。月々約5,000円。
その後FPの勉強をして初めて知ったのですが、会社員には健康保険・高額療養費制度・傷病手当金という手厚い公的保障があります。民間保険はその補完であれば、月1,000〜3,000円程度のシンプルなプランで十分なことが多い。「入った方がいいと言われたから入った」という状態で月5,000円払い続けていたのは、少し無駄があったと感じています。
悩み④ 投資をした方がいいのはわかっているけど、怖くて始められない
「NISA始めた?」と同期に聞かれて「まだ」と答えた入社2年目の冬。NISAという言葉は知っていたけれど、「投資=お金を失うリスクがある」というイメージが強くて、なかなか一歩が踏み出せなかった。
結局始めたのは入社2年目で、月5,000円からのスタートでした。始めてみて気づいたのは、「怖い」という感覚の大半が「知らないこと」から来ていたということです。仕組みを理解してから始めると、思っていたより怖くなかった。
悩み⑤ クレジットカード、なんとなく怖くて作っていない
「クレカは使いすぎそうで怖い」という理由で、入社後しばらく作っていませんでした。でも上京直後に大型家電を買うとき、ボーナス払いが使えなくて困った。結局現金一括で払って、その月の生活費がかなりギリギリになりました。
クレカは「使いすぎるもの」ではなく、「管理する道具」です。明細を毎月確認する習慣をつければ、むしろ現金より支出の把握がしやすくなります。そして固定費をカードに集約するだけで、毎月自動でポイントが貯まります。
新社会人のうちは審査が通りやすいタイミングでもあります。「怖い」という感覚はわかりますが、早めに1枚作っておくことをおすすめします。
悩み⑥ 貯金したいけど、いくら貯めればいいかわからない
「貯金は大事」とはわかっている。でも「毎月いくら貯めるべきか」「何のために貯めるのか」が明確でないと、なんとなく貯めようとして、なんとなく使ってしまいます。私もそうでした。
FPの勉強をしてから意識が変わったのは、「貯める目的を決める」ことの重要さです。緊急予備費(生活費3〜6ヶ月分)・数年以内に使う予定のお金・長期で増やすお金、という3つに分けて考えると、毎月いくら貯めればいいかが逆算できるようになります。
悩み⑦ お金の勉強をしたいけど、何から始めればいいかわからない
「お金の勉強をしなきゃ」と思い始めたとき、本を何冊か買って読んでみましたが、知識が頭に残りにくかった。体系的に学ぼうとFP3級の勉強を始めたら、保険・税金・年金・投資・相続の全体像が一気につながりました。
FP3級は独学で2〜3ヶ月、受験料は数千円。「お金の勉強をしたい」と思っている方には、資格の取得を目的にするかどうかに関わらず、FPの勉強から入るのをおすすめします。日常のお金の見え方が変わります。
まとめ:お金の悩みは「知らないこと」から生まれている
振り返ると、私が抱えていたお金の悩みのほとんどは「知らないことへの不安」から来ていました。知識が増えると、不安が「判断」に変わります。
一気に全部解決する必要はありません。「まず固定費を把握する」「スマホ代を確認する」「保険の内容を調べる」——一つずつやっていくだけで、半年後の家計は確実に変わります。
📌 お金の全体像・何から始めるかはこちら
「削る→貯める→増やす」の順番で、手取り19万円の私がどうお金を整理したかをまとめています。
👉 手取り19万円・東京一人暮らしのお金を全部どうにかした話








