失敗しないクレジットカードの選び方~ポイント、違い、手数料は?

クレジットカードといえば、家計でもビジネスでも便利で使っている方も多いのではないでしょうか?一昔前はCMでよく見るあのカードをとりあえず選ぶことが多かったのですが、今では日本で発行されるクレジットカードは千種類を超えており専門家や詳しい方でもどれを選ぶべきか悩んでしまうところです。今回は満足できる一枚を選ぶために、クレジットカードの選び方を紹介していきましょう。

満足できるクレジットカードを選ぶには?

みなさんは買い物をしてから、失敗したなと感じたことはありませんか?私も実際に買ってみてから「意外と使う場面がなかったな」「欲しい機能がなかったな」などと後悔することがよくありました。

実は、私はクレジットカード選びでも過去に後悔したことがあります。例えば「カードは店頭やポイントサイトではなく、あの広告からのWebページで申し込むべきだった!」「あのカードを選んでいればもっとポイントをゲットできたな」なんて思うことがありました。

しかし、今ではクレジットカードを選び方を熟知し、もっともお得なカードの選び方や申し込み方法を知っています。皆さんには私と同じ後悔をしないよう、今回紹介するクレジットカードの選び方を知っておいてほしいものです。

失敗しないクレジットカードの選び方は、以下の流れで行うことになります。

  • 用途を決める
  • 必要なサービスを考える
  • 実際に申し込むカードの候補を選定する
  • 購入場所を決める

このポイントに沿って、クレジットカード選びを一緒に見ていきましょう。また、詳しくは記事の中で紹介していますが、このページから公式ページを訪れ申し込むことで、最もお得な入会特典でクレジットカードを申し込むことができます。入会特典は期間限定のものがほとんどですので、気に入ったカードがあればお申し込みは早めにすることをおすすめします。

カードの用途は?

カードの利用用途はもっとも大事なポイントです。用途を明らかにできるかがカード選びを左右するといっても過言ではありません。

まずはカードをビジネスの決済で使うのか、個人の支払いで使うのか決めましょう。もしビジネス・個人の両方で使う予定があるのであれば、カードは2種類に分けましょう。というのも、正当に経費や費用として計上するためにはビジネスの決済は個人の利用と明確に区別する必要性があります。同じカードで支払ってしまうと、後から利用明細を見てもどの場面で使ったのかわからなくなってしまいます。

また個人の支払いでも日々の支払いをお得にするためなのか、ラグジュアリーのためなのか明らかにしましょう。前者であればよりポイントがお得な方がよく、後者はステータスのあるカードの方がふさわしいかもしれません。カードにより得手不得手はありますから、個人用途でも複数所有することが候補となります。カード会社の調査によれば、個人が所有しているクレジットカードの枚数は平均で3.2枚ですから、複数のクレジットカードを持つことは決して変わったことではありません。

最近では様々な場面でクレジットカードの利用が可能となっており、つみたてNISAの利用でもポイントが付与されるカードもあり、つみたてNISAと組み合わせることで、ポイントを貯めながらお得に投資することもできるようになってきました。

必要なサービスは?

アクワイアラーとイシュアー

アクワイアラーとイシュアーという言葉を初めて聞く方も多いでしょう。アクワイアラーとは、クレジットカードの加盟店の獲得と管理を行っている者です。クレジットカード決済を導入したい加盟店は、アクワイアラーと契約することで国際ブランドのクレジットカードを利用できるようになります。一方、イシュアーとは、一般にクレジットカード会社と言われている会社です。加盟店契約会社のことです。割賦販売法で立替払取次業者として定義されていますね。

アクワイアラーとしてはVISA、Mastercard、JCB、American Express、Dinersの5大ブランドが有名です。他にはDiscovery、銀聯があります。

イシュアーの例は三井住友カード、エポスカード、セゾンインターナショナルなどがあります。

重要なのはアクワイアラーで、決済に対応している会社の数がブランドにより異なります。例えば、VISAやMastercardは国内で広く対応しており国際的にも使えますが、他のブランドは地域により対応していないことが多いのです。JCBは日本のブランドですが、国内でも使えない(利用を断られる)こともあります。国内ではJCBが使えればAmerican ExpressやDinersもだいたい使えますね。また、銀聯は中国のブランドなので、欧米では対応していないという事情もあります。

ポイント

ポイントの還元率は多くの人がとても気にするところでしょう。一般にカードの利用額に対し一定の割合がポイントとして加算されます。利用額によるランク制や、一定の利用額を越えるとボーナスのポイントが付与されることもあります。

カードにより付与される付与されるポイントやマイルの種類が異なるという点も重要です。一見ポイント付与率が大きくても、よく使うポイントやマイルに交換することができなかったり、交換するレートが低いこともあるので注意が必要です。

還元率が高いかという基準はだいたい1%を超えるか否かというものです。0.5%を下回ると還元率は低く、1%を上回ると還元率はやや高いといえるくらいのレベルです。一般的には、ステータスが高いカードほど還元率は高くないという傾向があります。

電子マネー対応・キャッシュカード機能

電子マネーへの対応も利便性のひとつです。クレジットカード自体に電子マネー機能が付加されているものや、プリペイド式電子マネーのオートチャージに対応しているかなどの違いがあります。

例えば、ポストペイ式の電子マネーとしてはiDが搭載されているクレジットカードがあります。プリペイド式の電子マネーとしてはいわゆる交通系電子マネー(Suica、Pasmoなど)が有名ですね。プリペイド式にもオートチャージできるものとできないものがあり、交通系では定期券にできる・できないものがあります。

また、一部のカードは銀行提携によりキャッシュカード機能と一緒になっているものもあります。

旅行保険・ショッピング保険

カードの中には国内旅行や海外旅行で病気やケガをした場合に保障が得られる旅行保険のサービスが付与されているものがあります。注意点は旅行の支払いにカードを使用しないと保険の対象とならない利用付帯と呼ばれるタイプと、カード利用によらず保険の対象となる自動付帯の2種類が存在します。カードによりカバーされる保険金額も大きく異なっており、もし旅行に行かれることが多いのであれば、よりよりサービスのカードを選びましょう。

旅行保険の他にもショッピング保険と呼ばれるものもあります。これは買い物した対象が盗難にあったり故障してしまったりした場合、商品の金額分が保障されるというものです。こちらもカバーされる条件や金額がカードにより異なるので、もし気になるのであれば、グレードの高いサービスのものを選びましょう。

家族カード・ETCカード

クレジットカードには家族カードと呼ばれるものもあります。例えば、専業主婦の方がクレジットカードを欲しいと思った時、年収面から申し込みをしても審査に通らず、入手できないということがあります。しかし、旦那さんが家族カードサービスのあるクレジットカードを持っていれば、家族カードとして同じ種類のカードを手に入れることができます。

もし家族カードを持つのであれば、家族カードの年会費は無料の方が嬉しいですよね。家族カードの費用が別途必要であるかはカードの種類によって異なっています。

付属するカードとしては、他にETCカードがあり、こちらも別途追加費用が必要か無料なのかはカードにより異なります。

デザイン

端的にいえば、クレジットカードの券面がどのようなデザインか、ということです。

普段持ち歩くものであれば、カードの色、ロゴの位置など色々な好みがあるでしょう。

凝ったものでは、ディズニーや漫画のキャラクターが描かれたデザインのものなどがあります。

また、通常のクレジットカードはプラスチック製ですが、ステータスカードの中には高級感のある金属製のものがあり、デザインの好みは実はとても重要な要素です。

独自サービス

カードによっては様々な独自サービスが提供されるものがあります。

例えば、多くのゴールドカード以上のクラスでは、国内空港のラウンジを無料で利用可能になるというサービスが有名ですね。カードによってはさらに「プライオリティパス」と呼ばれる海外空港でもらラウンジの無料利用や座席のグレードアップなどが可能なものもあります。

2人以上の利用で1人分無料になるレストランの特待割引、カード会社との提携サービス利用がお得になるポイントアップサービスなど多種多様なものがあります。

支払方法

カードにより可能な支払方法や手数料が異なります。多くのカードは1回払い・ボーナス払いが可能かつ手数料が無料です。一方、分割払いは可能でも手数料がかかりますね。

通常支払方法の変更はリボ払いへの変更以外に不可能ですが、ごく稀に後からボーナス払いに変更できるというサービスのカードもあります。

カードによってはそもそもリボ払い専用というものもあり、多くの手数料がかかってしまうため、注意が必要です。

年会費

年会費も多くの方が気になるポイントですね。

ステータスの高いカードほど年会費が高いです。

年間の利用額や利用回数により年会費の優遇や免除があることも多く、年会費の条件はチェックしておきましょう。

どこで申し込むべきか?

具体的にどのカードを選ぶのかという前に、どのルートで申し込みをするべきなのかを確認しておきましょう。

ポイントサイトを経由せずWebページから申し込みすること!

実際にほしいカードを見つけたら迷わずWebページから買いましょう。これには3つの理由があります。

①入会特典

1つ目の理由は入会特典の違いです。広告を介したWebページではない方法で申し込むと、お得な入会キャンペーンを逃してしまうことがあります。

例えば、デパート・百貨店ではカウンターでクレジットカードの入会案内があり、その場で申し込むことも可能です。しかしカウンターでの申し込みは書面で申し込むことになり、発行までに様々な事務手続きが必要になります。そのためWebでの申し込みよりもカード会社でコストがかかるのですが、このコストが入会特典のグレードを落とすことで補填されます。

また、ポイントサイトを経由することでポイントをゲットするというのも全く同じ理由でお勧めしません。特にいくつかのメーカーではどの検索方法で目的にたどり着いたかによって、表示するキャンペーンが異なるという方法をとっています。つまりポイントサイトを経由して公式サイトから買っても、実はグレードの低い入会キャンペーンとなっているということが普通にあるのです。ポイントサイトでは胴元に支払われる成果報酬が必要になってきますから、カード会社の戦略も頷けますね。

また、あまり大きな声では言えないのですが、Google検索などからカード会社の公式ページを直接訪れると、最良のキャンペーンを逃すことが多いです。

このページから公式ページを訪れ申し込むことで、最もお得な入会特典でクレジットカードを申し込むことができますので、ご安心くださいね。

②入会の難易度

2つ目の理由は入会の難易度です。実は申し込みの方法により、入会審査の難易度が異なるということがよくあります。

カード会社はそもそもカードを利用した分、利用者がちゃんと後から支払える能力があるのか、カードの申し込み後の入会審査で調べられています。審査の材料として、居住が持ち家か賃貸か、職業は何か、年収はいくらかなどが挙げられますが、実は申し込み方法もその材料となっています。

言ってしまえば、どの経路で申し込みされたかで申込者は区別されています。より信頼できる方法で申請された方が、優遇されることになります。

もちろん、当サイトはカード会社の審査に通った信頼された方法での申し込みとなります。

③届くまでのスピード

3つ目の理由はスピード面です。店頭申し込みは事務手続きが煩雑な分、カードの発行まで時間がかかります。

ポイントサイトを経由した申し込みはお得ではありませんし、ポイント加算も確定が非常に遅く、ポイントが入ったことに気づいたときには失効していることも珍しくありません。

当サイトのページから公式ページを訪れ申し込むことで、最もお得な入会特典でクレジットカードを申し込むことができます。

クレジットカードのブランド

カードを紹介する前に、有名なブランドについても紹介しておきましょう。

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