手取り18万円で東京一人暮らしはできる?家賃6.5万・7万・7.5万円の現実

生活

手取り18万円で東京に上京するとき、家賃をいくらにすればいいか。

「手取りの30%以内」が目安と言われますが、18万円の30%は54,000円。東京23区内でこの家賃だと、選べる物件の条件が相当絞られます。現実的な範囲で考えると、6.5〜7.5万円あたりで折り合いをつける人が多いです。

一人暮らしのお金の全体像については別の記事でまとめていますが、この記事では「手取り18万円での生活」に絞って紹介しています。実際の生活イメージを知りたい方の参考になればうれしいです。

結論:手取り18万円の現実的な家賃上限は7万円

先に結論を出します。

家賃判定一言
6.5万円以下◎ 余裕あり貯金しながら生活できる
7万円○ 現実的工夫すれば貯金できる
7.5万円△ 要注意固定費を徹底最適化しないと厳しい
8万円以上✕ 危険貯金ほぼゼロ・赤字リスクあり

手取り18万円なら7万円以下を上限の目安にするのが安全です。以下でそれぞれの家賃を選んだ場合の生活実態を整理します。

家賃6.5万円を選んだ場合

項目金額
手取り180,000円
家賃△65,000円
食費(自炊7割)△26,000円
光熱費△7,000円
通信費(格安SIM)△2,000円
光回線△4,500円
交通費△6,000円
日用品△3,000円
被服・美容△8,000円
娯楽・交際費△12,000円
サブスク△2,000円
貯金△44,500円

月4.4万円の貯金が可能。 年間53万円。3年で約160万円貯まる計算です。

どんな物件が選べるか 東京23区内で6.5万円以下の1Kとなると、エリアが限られます。足立区・葛飾区・江戸川区などの東部エリア、または板橋区・北区などの北部エリアが中心になります。都心まで30〜40分かかるエリアですが、生活の余裕は最も大きくなります。

家賃7万円を選んだ場合

項目金額
手取り180,000円
家賃△70,000円
食費(自炊7割)△27,000円
光熱費△7,000円
通信費(格安SIM)△2,000円
光回線△4,500円
交通費△6,500円
日用品△3,000円
被服・美容△8,000円
娯楽・交際費△12,000円
サブスク△2,000円
貯金△38,000円

月3.8万円の貯金が可能。 固定費を最適化すれば、現実的に続けられる水準です。

どんな物件が選べるか 埼京線・京浜東北線沿線の23区境界付近、または中央線の西側(荻窪・高円寺あたりから外れたエリア)で選択肢が出てきます。職場が新宿・渋谷方面なら通勤30〜40分圏内に収まります。

この水準でやるべき固定費最適化

  • スマホを格安SIM(月2,000円以下)にする
  • サブスクを使っているものだけに絞る
  • 食費を自炊7割で月2.5〜2.7万円に抑える

家賃7.5万円を選んだ場合

項目金額
手取り180,000円
家賃△75,000円
食費(自炊7割)△27,000円
光熱費△7,500円
通信費(格安SIM)△2,000円
光回線△4,500円
交通費△6,500円
日用品△3,000円
被服・美容△8,000円
娯楽・交際費△12,000円
サブスク△2,000円
貯金△32,500円

月3.2万円の貯金。 数字上は可能ですが、外食が増えたり急な出費があったりすると、すぐに貯金がゼロになります。

問題は「余裕のなさ」 月3万円の貯金というのは、急な病院代(1〜2万円)や家電の修理(数万円)が発生した月に、その月の貯金がほぼ消えます。「貯金できている感覚」が長続きしにくく、1年後に振り返ったときに「思ったより貯まっていない」という状態になりやすいです。

7.5万円を選ぶなら、固定費のすべてを徹底最適化することが前提になります。

家賃を上げたとき「最初に削られる費目」

家賃が上がると、生活費のどこかを削ることになります。実際に削られやすい順番はこうです。

① 食費(最も削りやすく、最も影響が出やすい) 自炊を増やして食費を削ると、疲れた日にコンビニに頼るサイクルが生まれ、結果的に食費が戻ります。食費の削り過ぎは生活の質に直結するため、無理な削減は長続きしません。

② 娯楽・交際費 友人との食事・旅行を減らすことで数千円〜1万円節約できますが、長期間続くと生活の満足度が下がります。

③ 貯金(最終的に消える) 「今月は仕方ない」という月が続くと、貯金習慣が崩れます。先取り貯金を設定していないと、貯金がゼロの月が連続しがちです。

手取り18万円で家賃を決めるときの3つの判断基準

① 固定費の最適化が完了しているか スマホが格安SIM・サブスクが最小限・保険が見直し済みであることが、7万円の前提条件です。最適化前に7万円を選ぶと、さらに苦しくなります。

② 通勤時間とのトレードオフを計算したか 家賃6.5万円のエリアは、家賃7万円のエリアより通勤が長くなることが多いです。通勤時間が30分増えると、毎日往復1時間・月20時間が通勤に消えます。この「時間のコスト」も判断に入れてください。

③ 2年後の収入を見通せているか 手取り18万円が続くのか、昇給・転職で増える見込みがあるのかで判断が変わります。2年後に20万円以上になる見通しがあれば、7万円でも無理のない範囲です。

まとめ

家賃月の貯金選ぶべき人
6.5万円約4.5万円貯金を最優先にしたい人・通勤時間を妥協できる人
7万円約3.8万円バランスを取りたい人・固定費最適化済みの人
7.5万円約3.2万円都心に近いエリアを優先したい人(固定費最適化が前提)

手取り18万円での家賃選びは、「今の生活費と貯金のバランス」だけでなく「通勤時間と生活の質」まで含めて判断することが大切です。

手取り別のより詳しいシミュレーションはこちらの記事で、家賃の全体的な考え方はこちらの記事でまとめています。

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