上京してから1年、お金のことが頭から離れない時期がありました。
毎月働いているのに、なぜか手元にお金が残らない。固定費がいくらかかっているかも把握できていなかった。お金のことを整理し始めたのは、入社2年目の秋に通帳を開いたとき、残高がほぼ変わっていないことに気づいたのがきっかけでした。
一人暮らしのお金については、生活費・固定費・貯金・クレジットカードなど、いくつかの要素に分かれます。
この記事では、全体の考え方をまとめています。それぞれのテーマについては個別の記事で詳しく解説しているので、気になるところから読み進めてみてください。
まず知っておくこと:手取りと生活費の現実
東京で一人暮らしをする場合、手取り額によって生活の余裕は大きく変わります。
| 手取り | 現実的な家賃上限 | 月の貯金目安 |
|---|---|---|
| 18万円 | 63,000円 | 3〜4万円(固定費最適化が前提) |
- | 19万円 | 66,000円 | 3.5〜5万円 | | 20万円 | 70,000円 | 4〜5万円 |
手取りが少なくても、固定費を最適化すれば毎月貯金することは可能です。逆に、最適化なしで高い家賃を選ぶと、どの水準でも苦しくなります。
- 手取り別の生活費シミュレーション → 東京一人暮らし、月いくらあれば生活できる?手取り別のリアルな生活費シミュレーション
- 手取り18〜20万円の比較 → 手取り18万・19万・20万円で東京一人暮らしはどう変わる?
- 上京後の生活費の変化 → 一人暮らしの生活費、最初の3ヶ月はどう変わる?
STEP 1|まず生活費の全体を把握する
「お金が貯まらない」の原因のほとんどは、「何にいくら使っているかわからない」ことです。
最初にやることは固定費の総額を書き出すことです。家賃・電気・ガス・水道・スマホ・光回線・サブスク・保険。クレカの明細を1ヶ月分確認して、全部書き出してください。
- 固定費の全体像 → 東京一人暮らしの固定費を全公開。固定費は無視できないという話
- 固定費の削り方の優先順位 → 固定費、毎月いくら払っている?削れる固定費ランキング
- 固定費を見直した実体験 → 社会人1年目で固定費を見直したら、月8,000円浮いた話
STEP 2|固定費を1つずつ見直す
固定費は「一度見直せば毎月自動的に節約が続く」最も効率的な節約対象です。
優先度の高い順番
スマホ代
大手キャリアから格安SIMに変えると、月4,000〜5,000円の節約になります。年間で5〜6万円の差です。
- スマホ代を月6,000円→2,000円以下にした経緯 → スマホ代、月6,000円払ってた私が1,980円になるまで
サブスク
使っていないサブスクを解約するだけで月1,000〜3,000円変わることがあります。
- サブスク見直しの実体験 → 使ってないサブスク、いくら払ってる?クレカ明細を見て青ざめた話
光回線
物件によって選択肢が変わりますが、適切なプランを選ぶと月1,000〜2,000円変わります。
- 光回線の選び方 → 一人暮らし向け光回線比較|東京マンションで使えるおすすめ3選を徹底解説
- J:COMから乗り換えた体験 → J:COMから光回線に乗り換えたら、月2,000円安くなった話
保険
入社直後に勧められた保険をそのまま払い続けている場合、見直しで月5,000円以上変わることがあります。
- 新社会人に必要な保険・不要な保険 → 【FP2級が解説】新社会人が入るべき保険・いらない保険
- 保険を勧められるままに入った話 → 入社直後に勧められるまま入った保険、本当に必要だった?
STEP 3|先取り貯金で「残ったら貯金」から卒業する
「残ったら貯金しよう」は機能しません。先に貯金してから残りで生活する「先取り貯金」に切り替えることが、貯まるようになる最大のポイントです。
給与日に一定額を別口座に自動移動する設定をするだけです。最初は手取りの10〜15%(月1.5〜3万円)から始めると無理なく続けられます。
- お金の整え方の全体像(体験談) → 手取り19万円・東京一人暮らしのお金、全部どうにかした話
- 貯金100万円達成までにやったこと → 手取り20万円で貯金100万円を達成した方法
STEP 4|クレジットカードを活用してポイントを貯める
現金払いをやめてクレジットカードに集約すると、同じ生活費でポイントが自動的に貯まります。
私は、上京前〜入社直後に1枚持っておいてよかったと感じています。
使いすぎが不安な人は、まず固定費の支払いだけに使う形でも十分です。
- カードの選び方 → 【新社会人向け】クレジットカード比較|上京前に作るべき理由と選び方を解説
- 上京前に何枚作るべきか → 上京前にクレジットカードは何枚作るべき?
- 使いすぎないためのルール → 初めてのクレジットカード、使いすぎないために決めた3つのルール
STEP 5|余裕が出たらNISAで増やす
固定費を見直して先取り貯金の仕組みができたら、次はNISAで貯金を増やすステップです。
NISAは、固定費を見直して生活に余裕が出てからで大丈夫です。
私は月5,000円から始めることで、怖さを少しずつ減らせました。早く始めるほど複利の効果が出やすいため、入社後できるだけ早い段階で口座を開設することをおすすめします。
- NISAの始め方 → 積立NISAを月5,000円から始めた話。怖くて当然、でも知らないともったいない
- どの証券会社で始めるか → 新NISA口座はSBI証券と楽天証券どちらがいい?
お金の不安が続いている人へ
「毎月働いているのになぜ貯まらないのか」は、ほとんどの場合、固定費の把握・最適化ができていないことが原因です。
- 社会人2〜3年目のお金の悩み → 社会人2〜3年目のお金の不安、全部答えます
- 社会人女子のお金の悩みへの整理 → 社会人女子のお金の悩み、全部わかる。私がぶつかった「お金の壁」と乗り越え方
いきなり全部見直すと疲れるので、私は「変えやすいもの」から順番に見直しました。具体的な順番は、固定費ランキングの記事にまとめています。

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