新型iMac発売、第10世代Coreプロセッサー、SSD標準搭載の最新モデルの実力は?【2020夏】

iMac-2020夏

2020年8月4日(米国時間)、Appleが27インチiMac の新製品を発表しました。新しいプロセッサー、ストレージ、ディスプレイと様々な面で進化したiMacが登場し、ファンにとっては注目のラインナップとなっています。ここでは2020年夏モデルの最新型iMacを見ていきましょう。

2020年夏モデルの登場

今回の新モデルの特徴としては、以下の点が挙げられます。

  • 第10世Coreプロセッサーを搭載
  • ストレージとしてSSDが標準搭載
  • ディスプレイにNano-textureガラスが登場(※オプション)

プロセッサーが第10世Coreプロセッサーに進化し、ストレージはこれまでのFusion DriveからSSDが標準搭載に変更されています。

また、一見すると変わらないベゼル(画面の枠)も、そのディスプレイにはPro Display XDR同様にNano-textureガラスがオプションで用意され、映り込みを最小限に抑えます。

Apple Storeではオンラインで購入可能となっており、価格は19万4800円(税別)からです。納期は2020年8月5日早朝(日本時間)時点で「2020年8月7日」となっており、今すぐ注文すれば週末までに届くと期待されます。

Appleは6月に行われたWWDCにて、MacをArmアーキテクチャー採用の自社製CPU、Apple Siliconに変えていくことを発表しています。ただ、動画編集などの高負荷な作業をしたいクリエイターにとっては、安定動作こそ最優先してほしいことでしょう。その点からは、今回の新型27インチiMacは安心して使え、かつ最新CPU・SSD採用により、快適なスピードと安定感を実感できるマシンになっていることでしょう。

ここからは細かいスペックを見ていきましょう。

2020年夏モデルiMacのスペック

by: Apple Store

新27インチiMacは、第10世代になったCoreプロセッサーの仕様により3つのモデルがラインナップされてます。

  • 6コア3.1GHz(最大4.5GHz)のCore i5:19万4800円(税別)
  • 6コア3.3GHz(最大4.8GHz)のCore i5:21万6800円(税別)
  • 8コア3.8GHz(最大5GHz)のCore i7:24万9800円(税別)

上記のうち、上位2モデルはオプションにより10コア3.6GHz(最大5GHz)のCore i9を選択可能となっています。

GPUもRadeon Pro 500番台からRadeon Pro 5300番台へと変更されており、Core i5搭載の2モデルではRadeon Pro 5300(4GB GDDR6)、Core i7モデルはRadeon Pro 5500 XT(8GB GDDR6)となっています。GPUもCore i7モデルのみオプションでRadeon Pro 5700(8GB GDDR6)もしくはRadeon Pro 5700 XT(16GB GDDR6)という最高レベルの環境を選ぶことができます。iMacを本格的に使いこなすパワーユースにも、第10世代の「Core i9」が選べるようになったことで対応しています。アップルの発表した数字によれば、CPU性能は65%アップしており、Adobe Premiere ProやFinal Cut Proなど本格派クリエーター向けソフト利用にも快適さは向上しています。

ストレージの仕様も変更されています。これまでiMacではフラッシュストレージとHDDのハイブリッド型である「Fusion Drive」が標準搭載でしたが、本モデルではさらに安定的な高速アクセスが期待できるSSDに変更されています。21.5インチにもSSDが搭載されており、Fusion Driveは2019年モデルをもって退役となりました。公式サイトのカタログ上、最も安価である3.1GHz Core i5モデルのSSDが256GBとストレージとしては頼りないものにもかかわらず、より大容量なオプションを選べない点はデメリットかもしれません。外付けドライブが必須となることでしょう。一方、3.3GHz Core i5モデルでは最大2TBまで、3.8GHz Core i7モデルでは最大8TBまでのSSDがオプションとなっており、余裕ある環境を目指すなら容量増強が必須となってくることでしょう。

RAMはいずれのモデルも標準では8GBですが、オプションで最大128GBを選択可能です。

そのほか、FaceTime HDカメラの解像度がこれまでの720pから1080pに変更された点、有線LANポートがオプションで10GbEを選択可能になっている点がめぼしい変更点となっています。アップル独自のT2セキュリティーチップを搭載し、セキュリティ面も向上した点は地味ですがうれしいところ。

ディスプレイも進化を遂げており、環境光に応じディスプレイのホワイトバランス(色温度)を自動調整する「True Tone」に対応しました。さらに、オプションのNano-textureガラスを選択することも可能(価格はプラス5万円)です。本体性能に関わるオプションをすべて最高にした場合(Core i9、128GB RAM、Radeon Pro 5700 XT、8TB SSD、10GbE)、価格は89万9800円です。

顔認証システム「Face ID」や指紋認証システム「Touch ID」のような生体認証は採用されておらず、ディスプレイのサイズと解像度も旧型とまったく同じですが、その筐体に秘められたパフォーマンスは確実に進化を遂げています。

その他の詳細はApple Storeにて。

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