「最初の3ヶ月はお金がかかる」と聞いていました。でも、実際にどのくらいかかって、いつから落ち着くのかは、誰も教えてくれませんでした。
上京して3ヶ月後、ようやく生活が安定してきた頃に家計を見返したら、月ごとに支出の中身がかなり違っていました。初月は何が高かったのか、2ヶ月目で何が落ち着いたのか、3ヶ月目に何を見直したのか。自分の数字を公開しながら、整理します。
結論:3ヶ月でこう変わった
| 月 | 生活費合計(家賃除く) | 特徴 |
|---|---|---|
| 1ヶ月目 | 約145,000円 | 家具家電・日用品の買い揃えで爆増 |
| 2ヶ月目 | 約95,000円 | 一時費用がなくなり大幅に減少 |
| 3ヶ月目 | 約78,000円 | 固定費見直しで安定した水準に |
家賃(68,000円)を含めると、1ヶ月目は合計で約213,000円の支出でした。手取り19万円なので、初月は完全に赤字。でもこれは「異常」ではなく、上京初月の「普通」です。
1ヶ月目:何がこんなに高いのか
私の1ヶ月目の支出内訳
| 費目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 食費(外食・コンビニ多め) | 42,000円 | 自炊の余裕がなく外食が続いた |
| 家具・家電の追加購入 | 28,000円 | 延長コード・マット・収納など細かいもの |
| 日用品の初期購入 | 15,000円 | 洗剤・調理器具・掃除用品など |
| 交通費(手続き・買い物) | 8,000円 | 役所・家電量販店・ニトリなど |
| 通信費(スマホ・光回線初月) | 12,000円 | 光回線の初期工事費が含まれた |
| 娯楽・外食 | 18,000円 | 新生活の解放感で出費が増えた |
| その他(雑費) | 22,000円 | 想定外の細かい出費 |
| 合計(家賃除く) | 145,000円 |
1ヶ月目が高い最大の理由:「細かい買い揃え」の積み重ね
大きな家具家電は引越し前に購入していましたが、「住んでみて初めてわかる」必要なものが次々と出てきました。延長コード・突っ張り棒・マット・ハンガー・収納ボックス……1つ1つは安くても、合計すると2〜3万円になります。
また、自炊の余裕がないというのが食費を押し上げた大きな原因でした。仕事も始まって疲れている、荷解きもまだ終わっていない、キッチン用品も揃っていない——この状態でコンビニや外食に頼るのは仕方のないことです。
2ヶ月目:何が落ち着いてくるか
私の2ヶ月目の支出内訳
| 費目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 食費 | 32,000円 | 少しずつ自炊が増えた |
| 家具・日用品 | 3,000円 | ほぼ落ち着いた |
| 交通費 | 5,500円 | 通常の通勤・移動のみ |
| 通信費 | 7,000円 | スマホ+光回線(初期費用なし) |
| 娯楽・交際費 | 20,000円 | 職場の飲み会・友人との外食 |
| その他 | 27,500円 | |
| 合計(家賃除く) | 95,000円 |
2ヶ月目で大きく落ち着くもの:
- 家具・家電・日用品の初期購入がほぼ完了する
- 光回線の初期費用がなくなる
- 生活ルーティンが少しずつできて、コンビニへの依存度が下がる
2ヶ月目でまだ高いもの:
- 交際費(職場に慣れてきて飲み会が増える)
- 食費(自炊の習慣がまだ不安定)
3ヶ月目:安定してきた、でもまだ見直せる
私の3ヶ月目の支出内訳
| 費目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 食費 | 26,000円 | 自炊7割が定着してきた |
| 家具・日用品 | 1,500円 | 消耗品の補充のみ |
| 交通費 | 5,500円 | |
| 通信費 | 7,000円 | |
| 娯楽・交際費 | 15,000円 | 少し落ち着いてきた |
| その他 | 23,000円 | |
| 合計(家賃除く) | 78,000円 |
3ヶ月目になると、生活のリズムが見えてきます。「自分の毎月の支出の型」がわかってきて、削れる部分と削れない部分の区別がつくようになりました。
3ヶ月目に見直したこと:
スマホがまだ大手キャリアのままだったことに気づいて、格安SIMへの乗り換えを検討し始めたのがこのタイミングです。実際に乗り換えたのは4ヶ月目でしたが、月6,000円→2,000円以下になりました。→ スマホ代節約の詳細はこちら
貯金ができるようになるタイミング
正直に言うと、貯金を意識できるようになったのは入社4〜5ヶ月目以降でした。
1〜2ヶ月目は完全に赤字か、あってもトントン。3ヶ月目でようやく「少し余る」感覚が出てきました。
「最初の3ヶ月は貯金ゼロでも仕方ない」という割り切りが、精神的にかなり楽でした。逆に最初から「毎月必ず貯金する」とプレッシャーをかけすぎると、生活が窮屈になって続きません。
貯金を始めるタイミングの目安:
- 生活費の支出パターンが安定してきた月(おおむね3〜4ヶ月目)
- 固定費の見直しが一巡した後
- 先取り貯金の金額を「無理のない額」から設定する
最初からやればよかったこと
3ヶ月経って振り返ったときに、「これは最初からやっておけばよかった」と思ったことがあります。
① スマホを格安SIMに変える 1〜3ヶ月目の3ヶ月間、大手キャリアのまま過ごしていたのは月4,000円×3ヶ月=12,000円の無駄でした。上京前か入社直後に乗り換えておくべきでした。
② 週1まとめ買いの習慣 最初の1〜2ヶ月、毎日コンビニに寄っていたのが食費爆増の原因でした。週1回スーパーでまとめ買いする習慣を最初から作っていれば、1ヶ月目の食費が1万円以上変わっていたと思います。→ 食費節約の方法はこちら
③ 固定費の棚卸しを1ヶ月目にやる スマホ・サブスク・保険の見直しを3〜4ヶ月目まで放置していました。入社直後に一度全部書き出して確認する習慣をつければ、もっと早く最適化できました。→ 固定費の削り方はこちら
3ヶ月後の生活費の目安
3ヶ月経って生活が安定したときの支出(家賃除く)の目安はこのくらいです。
| 費目 | 目安 |
|---|---|
| 食費(自炊7割) | 25,000〜30,000円 |
| 通信費(格安SIM+光回線) | 5,500〜7,000円 |
| 光熱費 | 6,000〜9,000円 |
| 交通費 | 5,000〜8,000円 |
| 日用品 | 2,000〜4,000円 |
| 娯楽・交際費 | 10,000〜20,000円 |
| 被服・美容 | 5,000〜15,000円 |
| 合計 | 58,500〜93,000円 |
手取り20万円・家賃7万円なら、3ヶ月後には月3〜6万円の貯金が現実的な射程に入ります。詳しいシミュレーションはこちらの記事で確認してください。
まとめ
| 月 | 支出の特徴 | やること |
|---|---|---|
| 1ヶ月目 | 初期購入で高騰。赤字も普通 | 最低限の買い揃えに絞る。焦らない |
| 2ヶ月目 | 一時費用がなくなり大幅減 | 食費・交際費を意識し始める |
| 3ヶ月目 | 安定してくる。固定費の見直しを開始 | スマホ・サブスクを棚卸しする |
| 4ヶ月目〜 | 貯金・投資を始められる水準に | 先取り貯金・NISAを設定する |
最初の3ヶ月は「赤字でもしょうがない期間」と割り切ることが大事です。4ヶ月目以降に向けて、少しずつ固定費を最適化しながら生活の型を作っていきましょう。
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