公式サイトが絶対に教えてくれないポケットWiFiのお得な申し込み方法とは?

ポケットWiFiは手軽に持ち運ぶことができ、外でも安定した通信環境が得られるのが大きな魅力です。しかし実際に選ぶとなると、様々な会社がサービス提供しており、プロバイダもどの会社と契約すればいいのか悩んでしまう方も多いでしょう。今回はお得なキャンペーンを利用できるよう、ポケットWiFi(WiMAX)の申し込みについて見ていきましょう。

ポケットWiFi選びのポイント

ポケットWiFi選びの基礎知識については、以前にご紹介しました。なぜポケットWiFiはUQ WiMAXを選ぶべきなのか気になる方は、これを読んで解決しましょう。

ポケットWiFiを選ぶ比較ポイント〜WiMAXとLTE、各社の違いとは?
ポケットWiFiは手軽に持ち運ぶことができ、場所に縛られることなくインターネット接続できるのが大きな魅力です。しかし実際に選ぶとなると、様々な会社がサービス提供しているため、どの会社と契約すればいいの...

では実際にUQ WiMAXを使いたい時には、どのように契約を進めればよいのでしょうか?主に以下のように6つの申し込み方法があります。

申し込み 特徴
auショップ 店頭 即日受取。混雑しやすい。割引もなくおすすめしない。
家電量販店 店頭 即日受取。実は「5万円キャッシュバック」などのキャンペーンはお得ではない。
ケーブルテレビのショップ 店頭 家電量販店と同じ。
UQ WiMAX公式サイト インターネット 即日発送。実はとても高く、損してしまう。
価格.com インターネット 一見安く見えるが、落とし穴がありおすすめできない。
プロバイダ公式サイト インターネット サービス変わらず、3万円以上お得になる。

上記を見てみると、意外と感じられるかもしれませんが、携帯電話・スマートフォンと異なり「公式サイト」「家電量販店などの店舗」はお得ではないのです。ちなみに、どの方法で購入しても、サポートに多少の差はありますが、WiMAXサービス(速度・端末)に違いはないため、ご安心下さい。

auショップ

UQ WiMAXはKDDI系列会社ですので、auショップでも申し込みをすることができます。即日ですぐに使えることは確かにメリットですが、一番のデメリットとして、基本的に定価での販売なので、料金が全くお得ではないのでおすすめできません。

auショップ独自にキャンペーンを行っている場合もありますが、オプション加入が必須となることがほとんどです。また、auショップの店員さんが知識もなく、利用することができないのに「使えます」と言って契約をしてしまい、使えなかったというトラブルが頻発しています。

家電量販店

ヨドバシカメラ・ヤマダ電機・ビックカメラなど、家電量販店でWiMAXを申し込みする事ができます。即日ですぐに使えることは確かにメリットですが、家電量販店での申し込みの問題は、それを上回るデメリットとして、特に料金がお得ではないという点です。

家電量販店の広告ではキャンペーンが実施されとてもお得であるように見えます。しかし、実は割引分をWiMAX月額利用料に上乗せしているだけで、実際は1万円前後しか割引されないという、全くお得でない、とてもわかりづらいキャンペーンです。WiMAXの月額料金に対して、家電量販店のポイントは貯まらない点も見落としがちです。

ケーブルテレビのショップ

ケーブルテレビでもWiMAXは取り扱いをしていて、ケーブルテレビのショップで申し込むこともできます。既に契約しているケーブルテレビとのセット割引や請求を1つにまとめられる点は魅力かもしれませんが、実はさほど料金がお得にならないのです。

WiMAXは対応しているエリアなら全国でどこでも利用することができますが、ケーブルテレビの場合は申し込み時にケーブルテレビのサービスエリアに住んでいないと契約できないのが、やや面倒です。サポートに関しても、ケーブルテレビサービス日本最大手であるJ:COM(ジェイコム)ですら対応が良くないという評判が多く、十分なサポートを受けられない可能性が高いでしょう。

UQ WiMAX公式サイト

サービスを提供している大元の「UQ WiMAX公式サイト」でも、もちろん申し込むことができます。メリットは「サービス提供元からの手厚いサポートを受けられる」という点です。サポートセンターへの問い合わせがフリーダイヤルで携帯電話からかけることができ、午前9時から午後9時まで年中無休で対応しているのは、他にはない強みになります。

しかし、この申し込み方法もおすすめしません。それはやはり「料金が全くお得にならない」からです。「UQ WiMAXサイト」経由では、テレビや駅広告など、多額の「広告費」「サポート費用」に莫大なお金をかけているので、結果として私たち消費者には還元されず、定価で販売をしています。後述の「価格.com」は多少ましですが、「プロバイダ(販売代理店)」の場合は、集客はインターネット経由で、サポートをUQに任せているので、利用料金を公式サイトで買うよりも3年間で最大4万円程度と大きく割引を受けることができます。

価格.com

大手価格比較サイトである「価格.com」でも申し込みが可能です。

お得に見える価格.comでの契約ですが、次のデメリットがあるのでおすすめしません。「解約金が最大1万円高くなる」「実は公式サイトで契約するより割引が少ない場合もある」「お得なプロバイダやキャンペーンが網羅されていない」という3点のデメリットです。「価格.com」はプロバイダ(販売代理店)の販売代理店という立ち位置なので、当然価格も高くなります。ですから、もっともお勧めする申し込み方法は「プロバイダ(販売代理店)公式サイト」を経由した申込みです。

プロバイダ(販売代理店)公式サイト

「プロバイダ」というと難しそうな印象ですが、要するに「販売代理店」のことです。先ほどの価格.comは、プロバイダを紹介する代理店ということで、プロバイダと価格.comで二重に業者を介しており手数が増える分、高くなりがちです。そのため直接プロバイダの公式サイトを訪れることでもっともお得なサービスを受けられるということになります。

WiMAXについても、この直接「プロバイダ」経由で購入するのが、最もキャンペーンの内容が豊富で充実しており、特にキャッシュバックの金額が大きいため、結果として契約期間内の総額費用を大きく下げることができます。さらに重要なのは、どのプロバイダを選ぶかです。プロバイダの選択によって、価格が大きく変わってきますので、紹介していきましょう。

ポケットWiFiの機種選び

ポケットWiFiを使うにはWiFiルーターが必要となります。安心なことにUQ WiMAXを選ぶ限り、ラインナップ機種はさほど多くありません。現状では契約可能な2種類の機種から選ぶことになりますが、結論としては最新の「W06」が圧倒的に優れており、具体的には以下のように比較してみると理由が明らかです。

W06 WX05
W06
WX05
カラー ブラックブルー/ホワイトシルバー ソニックレッド/ピュアホワイト
発売日 2019年1月25日 2018年11月1日
下り最大速度 558 Mbps 440 Mbps
上り最大速度 75 Mbps 30 Mbps
連続通信時間 9時間 14時間
サイズ W64 x H128 x D11.9 W111 x H62 x D13.3
重量 125 g 128 g

通信速度のように表に出るような数字はもちろんのこと、基地局からの電波を受信する性能と、接続端末へ電波を送信する性能の両方が向上しており、つながりやすさが大幅に上がっています。

性能向上の要因のひとつは高性能ハイモードアンテナを搭載していることです。高性能ハイモードアンテナを搭載することで、基地局からの電波を受信する性能を高め、通信速度を20%程度改善しています。建物の中の窓から遠い場所など、これまで繋がりづらかった場所から繋がりやすくなるというメリットがあります。「W06」よりも古い機種である「W05」や「WX05」などには搭載されていないため、「W06」を選ぶ大きな理由となります。

もうひとつの要因はTXビームフォーミングを搭載ししていることです。TXビームフォーミングは接続端末へ電波を送信させる性能を高め、通信速度を20%程度改善できる機能です。通常は放射線状に発信されている電波を、接続する端末の位置を自動検知させ、その方向に集約して発信させます。「WX05」でも同様の機能が搭載されているのですが、クレードルに設置した状態でのみ有効でした。「W06」はクレードル不要で、この機能を使うことができます。

プロバイダの比較

同じUQ WiMAXを使う場合でも、公式ページや様々なプロバイダがあります。見せかけのキャンペーンで料金を安くされていても、別の追加料金で支払う金額が変わらない業者も多く、総合的な料金で比較することが重要です。例えば3年契約の場合、実質的な費用は以下のように計算できます。

実質費用 = 登録料 + 端末代 + その他費用 + 初月料金 + 月額料金×35ヶ月 – キャッシュバック – その他割引

主要なプロバイダを比較してみると、ざっくり以下のようになります。

GMOとくとくBB JP WiMAX BIGLOBE WiMAX Broad WiMAX UQ WiMAX
(公式)
キャッシュバック 34,500円 10,000円
※Amazonギフト
・月額割引
10,000円 月額割引 13,000円
実質月額費用 3,346円 3,447円 4,319円 3,694円 4,193円
月額料金 3,609円 2,800円 3,980円 1、2ヶ月目
…2,726円
3〜24ヶ月目
…3,411円
25ヶ月目以降
…4,011円
1、2ヶ月目
…3,696円
3〜24ヶ月目
…4,380円
初期費用 3,000円 3,000円 3,000円 3,000円
+18,857円
端末代 無料 無料レンタル 800円/月
(24回)
無料 最大2,800円
解約金 12ヶ月以内
…19,000円
24ヶ月以内
…14,000円
12ヶ月以内
…30,000円
36ヶ月以内
…25,000円
38ヵ月目以降
…9,500円
12ヵ月以内
…1,000円
13ヵ月以降
…0円
12ヶ月以内
…19,000円
24ヶ月以内
…14,000円
12ヶ月以内
…19,000円
24ヶ月以内
…14,000円
契約期間 3年 3年 1年 3年 3年
支払方法 クレジットカード クレジットカード クレジットカード
口座振替
クレジットカード
口座振替
クレジットカード
口座振替

ここからは各プロバイダを比較してみましょう。

GMOとくとくBB

GMOとくとくBB

「GMOとくとくBB」は東証一部上場企業「GMOインターネット株式会社」が運営しているプロバイダ提供実績が、10年以上もある会社です。「GMOインターネット株式会社」といえば、グループ傘下にレンタルサーバーで有名な「lolipop」やネット証券会社の「GMOクリック証券」を有している大手企業です。全てのプロバイダの中で最も人気がある理由はシンプルで、「GMOとくとくBB」は、他社と比べてキャッシュバックが圧倒的に高く、結果として最安値でWiMAXが使えるというメリットがあります。

そもそも料金として注目すべきなのは、キャッシュバックを含めて、3年間の基本契約期間のトータル費用がどれだけ安いかどうかという点になります。「月額料金」を見せかけで安くし、「付帯サービス料金」などで水増ししているプロバイダも多い中、GMOとくとくBBは総合的な料金がもっとも割安です。

GMOとくとくBBの特徴は①端末代0円、クレードル0円、送料無料で初期費用がお得②月額料金3,609円でお得③34,500円キャッシュバックでお得の3点です。キャンペーン内容は時期により異なりますが、プロバイダ選びに迷ったらまずはGMOとくとくBBへのお申し込みをお勧めします。

>> GMOとくとくBB キャッシュバックキャンペーンの詳細を見てみるGMOとくとくBB

GMOとくとくBB 公式サイトへ

BIGLOBE WiMAX 2+

BIGLOBE WiMAX 2+

「BIGLOBE WiMAX 2+」は大手インターネットサービスプロバイダであるBIGLOBEが提供しているサービスです。BIGLOBEがauやUQコミュニケーションズと同じKDDIグループのサービスであることはあまり知られていないかもしれません。BIGLOBE WiMAX 2+は他のプロバイダと比較して、特にサポートに力を入れているプロバイダです。

BIGLOBE WiMAX 2+は大手プロバイダの中で唯一1年契約が可能です。通常、WiMAXプロバイダの多くは3年単位での契約となっており、契約期間内に解約すると高額な契約解除料が必要となります。BIGLOBEは1年契約で、しかも契約解除料は1,000円となっており、「まずは短期間だけWiMAXを使ってみたい」と考えている人にぴったりです。

また、支払い方法はクレジットカードだけでなく口座振替が可能キャッシュバック受け取り手続きも簡単と、利用者にとって嬉しい特徴があります。GMOとくとくBBのキャッシュバックは受け取り連絡が11ヶ月後となっており、WiMAX契約時に支給されるメールアドレスに届くため見逃しやすいといわれており、不安な方はBIGLOBEを選んでも良いかもしれませんね。

他にも、月額475円の有料オプションとなりますが、パソコンやスマホに関する質問や悩みに答えてくれるサービスがあります。パソコン関係にあまり詳しくない人のための、大手プロバイダならではのオプションといえますね。

>> 「BIGLOBE WiMAX 2+」の詳細を見てみる

BIGLOBE WiMAX 2+ 公式サイトへ

まとめ

どの会社にもそれぞれ特徴があり、自分がどんな風にネットワークを使うかなどにより選び方が変わってきます。

ポケットWiFiは高いという印象を持ちがちですが、様々なキャンペーンを駆使すれば実はさほど負担することなく利用できるのです。外での利用だけでなく、一人暮らし・ご家族で室内でも利用可能ですから、ぜひ用途にあったサービスを見つけてくださいね。

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