OANDA Japanが選ばれる理由や評判、メリット・デメリットとは?

OANDA Japanは2004年創業であり、元々は米国に本社を置くOANDA Global Corporationの日本法人となります。FX業界といえばネット系の新興系企業が多い中、独自の路線でサービスを提供しています。筆者がOANDA Japanを利用した経験を基にしたレビューとともに、口コミ・評判を見ていきましょう。

OANDA Japan
OANDA Japan
ペア数71(プライマリー口座)
取引単位1(fxTrade利用時のみ)
スプレッド
(USD/JPY)
0.2銭
スワップ
口座数(非公表)
アプリfxTrade

【OANDA Japanは以下の方におすすめ】

  • 「MT4」「TradingView」を利用する方
  • 通貨ペア数が多い方が良い方
  • 他のトレーダーの状況を見ながら取引したい方
  • 約定力が気になる方

OANDA Japan 公式サイト

利用者の口コミ・評判
40代男性
40代男性

「MT4」「TradingView」が利用できるのは大きなメリットだと思います。

OANDA Japanの総合評価

OANDA Japanは2004年に設立された会社であり、米国に本拠をおくOANDA Global Corporationの日本法人です。取扱い通貨ペアが多く、スプレッドも狭いという特徴があります。また、自動売買ツールMT4に対応しています。

MT4の利用時には1通貨単位から取引が可能です。

OANDA Japanが選ばれる理由

他社にはない特徴として「OANDAオーダーブック」の開示があります。オーダーブックは、他のトレーダーのポジションと注文状況を確認できるツールです。OANDAオーダーブックでは、OANDA利用者の注文ポジションを確認できます。

海外勢のポジション把握のためにOANDA Japanを利用されている方も多いのではないでしょうか?

また、「OANDA Japan Corporation」はイギリスやシンガポール、インドやオーストラリアにも支社があるなど、世界各国で展開する大手FX会社です。そのため、事業の安定性としては国際的にも通用するレベルとなっています。

何がOANDA Japanの人気を支えているのか、利用者からの口コミや評判も含め確認していきましょう。

理由1:「MT4」「TradingView」が利用できる

OANDA Japanが多くの人に選ばれる1つ目の理由は、取引ツールとして「MT4」「TradingView」が利用できる点です。

「MT4」は世界で最も有名なFX取引ツールです。カスタマイズ性に優れており、他の人が開発したテクニカル指標や自動売買プログラム(EA)を組み込むことができます。最近では「MT5」がリリースされていますが、全ての機能の組み込みは完了しておらず、依然としてMT4が利用されています。

また、「TradingView」は最近話題になりつつあるFX取引ツールです。パソコンやスマホのブラウザで利用できるため、ソフトウェアをインストールする手間がありません。

理由2:通貨ペアがかなり多い

OANDA Japanが多くの人に選ばれる2つ目の理由は、71種類もの通貨ペアが取り扱われている点です。

国内の大手が20種類前後である一方、71種類ものペア数は圧倒的です。DKK(デンマーククローネ)、NEK(ノルウェークローネ)、THB(タイバーツ)などの取り扱いもあります。

OANDA Japan

理由3:他のトレーダーの注文・ポジションを把握可能

OANDA Japanが多くの人に選ばれる3つ目の理由は、他のトレーダーの注文・ポジションを把握可能な点です。

OANDA Japanでは、OANDAオーダーブックを利用できます。

オーダーブック(order book)は、他のトレーダーのポジションと注文状況を確認できるツールです。OANDAオーダーブックでは、OANDA利用者の注文ポジションを確認できます。

為替の世界は1日の中でも需給により大きく相場が変動しますから、他のトレーダーの注文やポジションの状況をモニターすることは重要です。

このオーダーブックはOANDA Japanで口座を開設していなくても利用できます。しかし、OANDA Japanで口座を開設しログインすることで、リアルタイムにより更新頻度の高い状態で使えるようになります。

理由4:約定力が高い

OANDA Japanが多くの人に選ばれる4つ目の理由は、約定力の高さです。

FXの取引を行なっていると、経済関連指標の発表時や政治関連のニュースが流れることで為替相場が大きく動く場面に出くわすことがあります。

この場合、市場で売りと買いのバランスが崩れレートの大きな変化が発生し、流動性の悪化から注文を入れた時点から約定の瞬間までに価格が大きく動く「スリップ」と呼ばれる現象が発生し、最悪の場合には約定せず決済できないこともあります。

OANDA Japanでは注文が滑りにくく、意図したタイミングで注文を通しやすくなり、さらに注文拒否も防げます。

特にスキャルピングトレードなど注文回数の多いトレードをしていると、約定率は重要な要素になります。取引ごとにわずかな利益を積み上げるため、わずかな約定タイミングの差が利益に大きく影響するのです。

OANDA Japan 公式サイト

OANDA Japanのデメリット

デメリット1:取引コースが複雑

OANDA Japanは5つの取引コースが用意されています。

  • ベーシックコース(fxTrade)
  • プロコース(fxTrade)
  • 東京サーバーコース(MT4)
  • ベーシックコース(MT4)
  • プロコース(MT4)

コースによりスプレッド、最小取引単位、通貨ペアの種類、自動売買の有無などが異なります。

そのため目的のためによって取引コースを切り替えるなど、やや上級者向きの業者となっていると感じざるを得ません。

デメリット2:ダイレクト入金する金融機関が少ない

FX口座への入金は「振込」「キャッシュカードでの入金」「ダイレクト入金」という方法がありますが、もっとも迅速に余力に反映されるかつ手数料がかからないのが「ダイレクト入金」です。

OANDA Japanでは「ダイレクト入金」に対応している金融機関が他社よりも極端に少ないです。

  • 三菱UFJ銀行
  • 三井住友銀行
  • みずほ銀行
  • ゆうちょ銀行
  • ジャパンネット銀行
  • 住信SBIネット銀行
  • 楽天銀行

上記以外の金融機関を利用している場合は、ATMでの通常入金を利用する必要があります。地方銀行などを利用している方にとっては利便性が低く感じられるかもしれません。

OANDA Japanで注意しておきたいポイント

ポイント1:取引ツールが上級者向けで、初心者にはやや不向き

OANDA Japanでは「MT4」「fxTrade」「TradingView」の3種類の取引ツールを利用できます。

それぞれの取引ツールはデザインや機能が上級者向けに洗練されており、初心者がぱっと見で使えるようなものではありません。カスタマイズ性が高くできることは非常に多いのですが、使いこなすには相応の時間が必要となります。

ポイント2:入金は計画的に行う必要がある

先ほど紹介したように、ダイレクト入金に対応している金融機関は7行のみです。

入金する際には余裕を持って準備しておくことが必要です。

OANDA Japan 公式サイト

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