※ライブスター証券のFX事業は外為オンラインへ承継されました。外為オンラインのサービスの概要については以下の記事をご覧ください。

ライブスター証券のFX事業は上記の通り外為オンラインへ承継されましたが、ここではサービスの概要をまとめておきましょう。
ライブスター証券は昭和23年創業であり、FXのインターネット取引を提供している会社としては老舗企業になります。FX業界といえばネット系の新興系企業が多い中、独自の路線でサービスを提供しています。筆者がライブスター証券を利用した経験をもとにしたレビューとともに、口コミ・評判を見ていきましょう。

ライブスター証券 | |
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ペア数 | 24 |
取引単位 | 10,000 |
スプレッド (USD/JPY) | 0.9銭 |
スワップ | ◎ |
口座数 | (非公表) |
アプリ | livestar FX |
- 高いスワップポイントを求める方
- 自動売買サービスの利用を検討している方
- ツールはシンプルな方が良いという方
- ライブスター証券の株式口座との連携を検討している方

同じ証券会社の他資産との資金のやりとりが容易で、使いやすい。

老舗企業であるという他社にはない安心感があります。ツールもごちゃごちゃしておらずシンプルで使いやすいです。

相場が大きく動いた際には、他社と比較してかなり注文が滑りやすい印象。
ライブスター証券の総合評価
ライブスター証券は昭和23年創業の証券会社であり、FXのインターネット取引を提供している会社としてはかなりの老舗企業となります。
FX業界といえばネット系の新興系企業が多い中、独自の路線でサービスを提供しています。
ライブスター証券が選ばれる理由
FX業界では「GMOクリック証券のFXネオ」「DMM.com証券のDMM FX」といった最大手がいる中、ライブスター証券はそれらの最大手に地名度では一歩及びません。しかし、自動注文ツールを開放するなど、頼もしいサービスが提供されています。
また、スワップポイントの高さにも定評がある会社としても有名です。
何がライブスター証券の人気を支えているのか、利用者からの口コミや評判も含め確認していきましょう。
理由1:自動注文ツール「iサイクル2取引」
ライブスター証券が多くの人に選ばれる1つ目の理由は、自動注文ツール「iサイクル2取引」です。iサイクル2取引とは、「過去の値動きから変動幅を想定して、売り・買いを自動で繰り返す注文方法」です。以前に存在していた「iサイクル注文」のロジックが進化したものにあたります。
iサイクル2取引はシステムトレードのひとつであり、「安く買って高く売る」「高く売って安く買い戻す」を自動で何度も繰り返す事で利益を積み上げていくという自動売買ツールです。
iサイクル注文を使用すれば日中忙しいサラリーマンでも気軽にFXを始めることができますね。
理由2:高いスワップポイント
ライブスター証券が多くの人に選ばれる2つ目の理由は、高いスワップポイントです。
スワップポイントとは、FXで得られる利益のひとつで、2つの通貨の金利差のことをいいます。
現在日本の円は非常に低金利です。つまり、高金利通貨をを買うだけで日本の円と高金利通貨の金利差分が毎日スワップポイントとして入ってくるという訳です。
そして、このライブスター証券はFX業界でもトップレベルのスワップポイントを誇っています。
理由3:初心者でも使いやすい取引ツール
ライブスター証券が多くの人に選ばれる3つ目の理由は、初心者でも使いやすい取引ツールです。
リアルタイムで為替レートが更新されます。あらかじめ、確認画面の表示をオフに設定しておけば、1タップで発注できる為、チャンスを逃しません。また、スリッページの許容範囲内を設定できる「許容スリップ」や取引数量を通貨ペアごとに自由にカスタマイズできます。通貨ペアの行を1タップすれば、すぐに「新規注文」画面へ遷移し、スピーディーに取引を行うことが可能です。

ロウソク足・平均足・Bid/Ask・1分足・5分足・10分足・15分足・0分足・30分足・1時間足・2時間足・4時間足・8時間足・日足・週足・月足を全て使うことができます。 これに加えてさらに11種類のテクニカル指標も搭載しており、パラメーターも自分使用にカスタマイズすることができます。
経済指標の予定一覧・為替速報・市況・指標結果・緊急市況・テクニカルポイントなど、為替に影響を与える要因となる豊富なマーケット情報を常にリアルタイムで配信してくれます。 もちろん、スマホ版(iPhone版・Android版)ありますので、通勤通学の間にも取引することができます。
本日、日本時間22時30分に米国2月雇用統計発表が予定されています。為替や先物相場の急変動にご注意ください。なお、来週月曜日からはサマータイムに移行するため、取引時間や各種指標発表時間は一時間早まりますのでご留意ください。 #ドル円 #日経225先物 #雇用統計
— SBIネオトレード証券 (@sbi_neotrade) March 6, 2020
理由4:通貨ペアは多め
ライブスター証券が多くの人に選ばれる4つ目の理由は、通貨ペアです。FX最大手が通貨ペア20となっている中、それよりも多いペア数を用意している点は注目です。
もしも、長期トレードでスワップポイント狙いで取引をおこないたいのであれば、より金利差の大きいペアが選択肢に入るため大きな魅力であると言えます。
ライブスター証券のデメリット
デメリット1:スプレッドが広い
ライブスター証券ではFXを行う上で大きなデメリットとなるのは、スプレッドが広い点です。
多くのFX会社がUSD/JPYペアのスプレッドを0.3-0.2銭としている中で、ライブスター証券のスプレッドはUSD/JPYペア0.9銭、EUR/JPYで見ると1.9銭となっています。(2019年末時点)
長期のポジショントレード前提でポジションを保有するのであれば、スプレッドをそれほど気にする必要はないかもしれませんが、デイトレードやスキャルピングのように高い頻度で取引を行うには不向きであると言わざるを得ません。
デメリット2:相対的には自己資本規制比率が低め
自己資本規制比率とは、会社の財務状況の健全性を測る指標の一つです。自己資本規制比率の数値が高いほど「企業の経営状況が健全である」と判断されます。
ライブスター証券の自己資本規制比率は259.5%となっており、他のFX会社と比較すると低い数値となっています。とは言え、金融庁が定める基準値は大幅に上回っており、今すぐ問題があるという訳ではありません。
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— SBIネオトレード証券 (@sbi_neotrade) January 31, 2020
ライブスター証券で注意しておきたいポイント
ポイント1:サポート時間
ライブスター証券でFXをする際の注意点の一つに、サポートの電話応対時間が短いことが上げられます。
電話受付時間は平日の9時~17時まで、それ以外の時間は対応時間外となっています。一般的な金融機関の営業時間と同じ時間内でのサポートです。
初心者のうちは、注文方法やテクニカル指標の見方など、何かとサポートにお世話になることもありますが、ライブスター証券の電話サポートはやや利用しづらいという印象を受けます。
ポイント2:約定力
ライブスター証券を使う上で注意が必要な点は約定力にあります。
ライブスター証券では平常時にはもちろん注文すれば多くの場合、そのまま注文が通ります。しかし、経済関連の指標が発表される際など、相場が大きく動くときにはスリッページが発生しやすくなります。
利用者の体感としてはどうしても「約定力が低い」と感じることになってしまいます。