LINE FXが選ばれる理由や評判、メリット・デメリットとは?

LINE証券は、日本で2020年(令和2年)3月16日にFXサービスを新たにスタートしました。LINEといえば国内最大のSNSとして非常に有名であり、利用者は国内だけでも8,300万人にもなります。筆者がLINE FXを実際に利用したレビューとともに、口コミ・評判を見ていきましょう。

LINE証券
LINE FX
ペア数23
取引単位1,000
スプレッド
(USD/JPY)
0.2銭
スワップ
口座数
アプリLINE FX

【LINE FXは以下の方におすすめ】

  • 口座開設を手早く済ませたい方
  • スプレッドが気になる方
  • LINEで相場環境のお知らせを受け取りたい方
  • アプリの使いやすさが気になる方

LINE証券 公式サイト

利用者の口コミ・評判
30代男性
30代男性

いつも使っているLINEでマーケットの情報を受け取れるのが便利です。

20代女性
20代女性

面倒な口座開設も1日で完了しました。業界最短は伊達じゃないですね。

LINE FXの総合評価

LINE証券は、日本で2018年(平成30年)6月に設立されサービスを開始しました。LINEといえば2011年に開始されて以来、国内最大級のSNSとして多くの人に使われており、利用者は国内だけでも8,300万人にもなります。

そして、LINE証券は2020年(令和2年)3月16日に新たにFXサービス「LINE FX」をスタートしました。LINEのプラットフォームとしての知名度により、LINE FXはその利用者数が急速に伸びています。

LINE FXが選ばれる理由

LINE FXはLINEのプラットフォームとしての汎用性から、SBIネオモバイル証券など他のモバイル系FX業者に比べサービスに圧倒的な強みがあります。

何がLINE FXの人気を支えているのか、利用者からの口コミや評判も含め確認していきましょう。

理由1:業界最速!口座開設が早い

LINE FXが多くの人に選ばれる1つ目の理由は、口座開設が早く、1日で手続きを完了することも可能な点です。

FXの口座開設には、自分の名前・住所・連絡先を入力することに加え、身分証明を提出することが必要です。業者によっては身分証明書の提出を郵送でのみ受け付けているところもあり、口座開設には非常に手間がかかります。

LINE FXではLINEのプラットフォームを活用し、情報の入力を簡単に行うことができるのはもちろん、身分証明書もスマホで提出することが可能です。

また、提出情報から口座開設を承認する業者側の手続きも洗練されており、確認にかかる時間も他社よりも非常に短くなっています。そのため、LINE FXでは最短即日でFX口座を開設することができるのです。

理由2:スプレッドは業界最狭水準

LINE FXが多くの人に選ばれる2つ目の理由は、スプレッドが業界最狭水準であるという点です。

国内FX業界では、各社がサービス向上のためにとスプレッドの縮小にしのぎを削ってきました。

業界最大手がスプレッド縮小し、現在では最狭水準はドル円で0.2銭まで下がりました。

そして、LINE FXは新規参入業者にも関わらず、その業界最狭水準でサービスを提供しています。他社との比較という意味では、決して業界最大手に引けをとらず、最高水準のサービスを提供していると言えます。

>> スプレッドはスプレッド幅ではない?手数料で業者を選ぶポイントとは?

LINE証券 FX口座開設

理由3:LINEで相場環境の変化をお知らせ

LINE FXが多くの人に選ばれる3つ目の理由は、LINEで相場環境の変化をお知らせという機能がある点です。

マーケットの状況は日々刻々と変化しており、今やマーケットの動きを把握できないのではFXで勝ち続けることは困難です。

業界大手各社は情報提供やニュース配信にも力を入れており、WebやTwitterでの情報配信を行なっています。しかし、Webでは積極的にアクセスしなくては情報を見れませんし、Twitterでも多くのツイートなの中から必要なものだけを選別して見ることは困難です。

LINE FXではLINE機能と連動して、相場の急変時に通知してくれるサービスを提供しています。これにより、ニュースを常に見ていられない状況でも、相場の変化をいち早く知ることができ、トレードのチャンスを見いだすことができるのです。

理由4:アプリが使いやすい

LINE FXが多くの人に選ばれる4つ目の理由は、アプリの使いやすさです。

LINEといえば、もはや説明不要なくらい多くの人が利用しているSNSであり、その使いやすさも感じていることでしょう。

そして、LINE FXではもちろんスマートフォンでの使い勝手を追求したアプリの作りとなっており、発注はもちろん、チャート分析やチャートからの注文など、直感的に行えるようになっています。

iPhone・Androidいずれにも対応しており、無料で利用可能です。

LINE証券 公式サイト

LINE FXのデメリット

デメリット1:取り扱っている通貨ペアは最低限のもの→改善しました!

LINE FXでは取り扱っている通貨ペアの数は10と、他社に比べるとペア数が少ない水準でした。

国内業者では多くの場合、20ペア以上取引できることが一般的です。

とはいえ、扱っているペアとしては、ドル円、ユーロ円、ポンド円、豪ドル円、ニュージーランドドル円などメジャーどころは揃っています。さらに日本人に人気のトルコリラ円、南アフリカランド円と高金利通貨も揃えているので、最低限欲しいところはきっちりおさえていると言えるでしょう。

2020年12月21日、サービス内容をアップデートし、取引通貨ペアが10通貨から23通貨へ大幅に増えました。これにより、取引通貨ペアが非常に少ないというデメリットは一部解消されたと言えます。

とはいえ、国内業者の中には100を越える通貨ペアを擁している業者もありますから、決して多い方ではありません。もし通貨ペアで選びたいのであれば、他の業者も一緒に口座を開設しておくと良いでしょう。

デメリット2:デモ口座はなし

LINE FXにはデモ口座がありません。

デモ口座では初心者がチャート分析やトレードの練習によく使われます。それがないということは、実際のトレードからはじめなくてはならないということを意味します。

もし、最低取引単位が1,000通貨からとなっており、最初の取引から数万必要というわけではありません。つまりドル円のレートが110JPY/USDであった場合、1,000通貨でレバレッジ25倍ですから、110 × 1,000 ÷ 25 = 4,400(円)から必要です。

これが最低取引単位が10,000通貨であれば、その10倍、つまり44,000円から必要となります。

とはいえ、デモ口座では自分の資金が減らない分、深く考えずに投資行動をとりがちで、いくらデモトレードに慣れても実際のトレードが上手くなるわけではありません。まずは自分の少額の資金から実際にトレードを初めてみることが良いでしょう。

LINE FXで注意しておきたいポイント

ポイント1:まだまだ駆け出しの業者で、安定性は注視が必要

LINE FXは開始して間もないサービスであり、業者としての安定性には注意が必要です。

FX業者としての財務健全性を示す指標である自己資本比率は、619.5%(2020年3月末時点)と、目先では非常に良い数字であるといえます。

しかし、これはまだまだサービスを開始して間もない時点での数値であり、利用者が今後増えるにつれて悪化していく可能性もあります。

また、業者としての安定性は財務だけでなく、安定してトレードを行えるかという主にサーバーに起因する観点もあります。トレードができないという事象は発生していないのですが、相場の急変時に取引できないというのは他の業者ではよくあることです。

そのため、これからも自己資本比率の推移やサービスの安定性については注視していく必要があります。

ポイント2:クイック入金への対応は少なめ

FX口座への入金のうち、もっとも迅速に余力に反映されるかつ手数料がかからないのが「クイック入金」です。

LINE FXでは以下の金融機関でクイック入金に対応しています。

  • 三菱UFJ銀行
  • 三井住友銀行
  • みずほ銀行
  • ジャパンネット銀行
  • 住信SBIネット銀行
  • 楽天銀行

上記以外の金融機関を利用している場合は、ATMでの通常入金を利用する必要があります。地方銀行などを利用している方にとっては利便性が低く感じられるかもしれません。

ここまでメリット・デメリットを紹介してきましたが、これからFXを始めるという方にも、LINE FXの利用をぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

LINE証券 公式サイト

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