※外為ジャパンFXは1ロット1,000通貨単位から取引できるサービスとして人気を博していましたが、2021年9月4日に1,000通貨単位での取引を停止し、2022年春をもってDMM FXにサービスが統合されることになりました。2022年9月10日に全てのサービスを終了しているため、既に口座開設している方やこれから開設を検討している方はDMM FXの利用をご検討ください。
外為ジャパンFXは最近利用者が増えてきている注目の会社です。FX業界といえばネット系の新興系企業が多い中、独自の路線でサービスを提供しています。筆者が外為ジャパンFXを利用した経験をもとにしたレビューとともに、口コミ・評判を見ていきましょう。

外為ジャパンFX | |
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ペア数 | 15 |
取引単位 | 1,000 |
スプレッド (USD/JPY) | 0.2銭 |
スワップ | ◎ |
口座数 | (非公表) |
アプリ | 外為ジャパン |
- 高いスワップポイントを求める方
- 自動売買サービスの利用を検討している方
- ツールはシンプルな方が良いという方
- ライブスター証券の株式口座との連携を検討している方
外為ジャパンFXの総合評価
外為ジャパンFXはDMM.com証券のFX事業となっています。取扱い通貨ペアでの業界最狭水準のスプレッドはもちろん、1,000通貨単位で取引が可能であることから、FX初心者の方を中心に支持されているFX会社です。
特に1,000通貨単位で取引ができる点が大きなポイントです
外為ジャパンFXが選ばれる理由
FX業界では「GMOクリック証券のFXネオ」「DMM.com証券のDMM FX」といった最大手がいる中、外為ジャパンFXはそれらの最大手に地名度では一歩及びません。特に同じDMM.com証券が提供するDMM FXとの差別化が問題ですが、最小取引単位が小さいのは非常に大きな差異です。
何が外為ジャパンFXの人気を支えているのか、利用者からの口コミや評判も含め確認していきましょう。
理由1:最低取引単位が1,000通貨
外為ジャパンFXが多くの人に選ばれる1つ目の理由は、最低取引単位が1,000通貨からである点です。
最大手の会社が10,000通貨以上での取引のみに対応しているのと比較すると、この差は利用者にとって嬉しいサービスとなっています。
初心者はもちろん、1Lotの金額が少なくなることで、よりプライスを刻んで指値注文を入れることが可能になっているので、利益のチャンスも広がることになります。
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— 共同通信PRワイヤー (@kyodonewsprwire) October 15, 2019
理由2:ツール類が大手会社と同様に使える

外為ジャパンFXが多くの人に選ばれる2つ目の理由は、最大手の一社であるDMM FXと同じようにツールを利用できる点です。
外為ジャパンFXの運営は大元はDMM.com証券が行っています。DMM.com証券はDMM FXの提供元ですから、同じ会社からFXサービスが提供されているわけです。
当然、その知見は共有されており、高度なツール類も共通のインターフェイスとなっています。
DMM FXといえば数多くの有用なツールを提供しており、外為ジャパンFXでも同様に利用可能であるというのは大きなメリットとなります。
理由3:クイック入金の対応はトップクラス
外為ジャパンFXが多くの人に選ばれる3つ目の理由は、クイック入金の対応です。
ネットバンク等から即座に手数料無料で入金できる「クイック入金」は、約380行の金融機関に対応しています。他社では10行前後しかないことが多い点を踏まえると、大きなメリットであると言えそうです。
入金すればたとえ夜中であってもすぐに余力に反映され、取引することができます。さらに振込手数料などもかからないので、大変便利です。
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— マネテジー (@monetegy) January 7, 2019
理由4:多彩な注文方法・サービス
DMM FX同様、外為ジャパンFXでは様々な注文方法やサービス提供を行っています。
ワンクリック「決済同時発注」
ストリーミングでのワンクリック注文時にあらかじめ設定しておいた損切り注文を同時に入れる機能です。まさにアクティブトレーダー向けの機能と言えます。
FIFO注文
新規注文時に反対ポジションを既に持っていると自動で反対売買をしてくれる注文です。こちらもアクティブトレーダー向けのサービスと言えます。
売買比率(注文動向)
各通貨ペアごとの買い注文・売り注文の比率がわかるサービスです。トレードの参考データとして重宝するのですが、国内FX会社で売買比率が見れるFX会社は多くはありません。
上記のような機能は大きな差では無いと感じるかもしれませんが、いざ必要なときに機能があるのと、無いのとでは決定的な差になります。
外為ジャパンFXのデメリット
デメリット1:スキャルピングが明確に禁止されている
外為ジャパンFXのデメリットのひとつが「スキャルピングが明確に禁止」されている点です。
そもそもスキャルピングを公認している会社は業界でもかなり少ないです。しかし他社の多くが、「システムへ負荷をかけるような取引」を禁止しているのみで、スキャルピング禁止を明文化している会社は多くありません。
しかし外為ジャパンFXでは明確にスキャルピングが禁止されています。もしスキャルピングを行った場合は取引の停止や最悪の場合には口座の凍結ということがありえます。
FXの代表的なトレードスタイルである超短期売買が禁止されているというのは、大きなデメリットとなります。
デメリット2:デモ取引には非対応
外為ジャパンFXにはデモ取引用の環境が存在していません。
というのも、外為ジャパンFXでは最低取引単位が1,000通貨からとなっており、取引を開始するための敷居がかなり低くなっています。
そのため、デモ取引を行うというよりは、気軽に取引をはじめてもらうというスタンスとなっています。
外為ジャパンFXで注意しておきたいポイント
ポイント1:スキャルピング禁止
先ほどもデメリットで出てきた通り、スキャルピングは禁止されています。
スキャルピングとは短時間の間に数多くの注文を入れることですから、多くの取引を入れることには対応していないということです。
また、スキャルピングではないといっても、あまり多くの注文を入れすぎるのも避ける方が賢明でしょう。外為ジャパンFX側でスキャルピングだと判断されてしまうと口座凍結のリスクがあるわけですから、高頻度の取引は避ける方がベターです。
ポイント2:DMM FXとの使い分け
外為ジャパンFXの運営元はDMM.com証券が行っています。
DMM.com証券のメインサービスはDMM FXですから、どのように使い分けるのか?という点を考える必要があります。
使い分けのひとつの目安として取引単位があります。DMM FXでは10,000通貨からの取引である一方、外為ジャパンFXは1,000通貨から取引が可能となっています。そのため、まずは口座を両方開いておき、まずは外為ジャパンFXで少額から取引をはじめ、慣れてきたらDMM FXを利用するという使い分けをしてみてはいかがでしょうか?