FOREX.comは日本では2009年(平成21年)にサービスを開始した、ゲインキャピタル・ジャパンが提供するサービスです。ゲインキャピタル・ジャパンは米国に本社のある「ゲインキャピタル」の日本法人にあたります。筆者がFOREX.comを利用した経験を基にしたレビューとともに、口コミ・評判を見ていきましょう。

FOREX.com | |
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ペア数 | 84 |
取引単位 | 1,000 |
スプレッド (USD/JPY) | 変動制 |
スワップ | △ |
口座数 | ー |
アプリ | FOREX.comアプリ |
- 世界最高水準の環境でMT4を利用したい方
- 外出先からもMT4による自動取引を操作したい方
- 少額から取引を行いたい方
- 情報提供を重視する方
FOREX.comの総合評価
FOREX.comは日本では2009年(平成21年)にサービスを開始した、ゲインキャピタル・ジャパンが提供するサービスです。ゲインキャピタル・ジャパンは米国に本社のある「ゲインキャピタル」の日本法人にあたります。
ゲインキャピタルはオンライン取引サービスのプロバイダーであり、本社はニュージャージー州ベッドミンスターにあります。外国為替の市場アクセスおよび取引執行サービス、差額契約、および為替ベースの商品を提供しており、個人投資家から定評があります。
FOREX.comはMT4に対応した数少ないFX業者の中でも、有力な一社となっています。
FOREX.comが選ばれる理由
FOREX.comは知名度こそマイナー印象も受けますが、MT4へ対応するだけでなく外出先からも操作可能など、業界の中でも確固なポジションを確立しています。
また、日本の法規制下におかれFX業者としても国内で登録しているため、100%信託保全であり、安心して利用できる業者となっています。
山中康司のウェブセミナー
— FOREX.com (@forex_com_jp) March 23, 2020
3月26日(木) 20:00~21:00
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何がFOREX.comの人気を支えているのか、利用者からの口コミや評判も含め確認していきましょう。
理由1:MT4への対応
FOREX.comが多くの人に選ばれる1つ目の理由は、MT4に対応している点です。

MT4とは「MetaTrader4」という「MetaQuotesSoftware社」が開発し無料で提供するツールのことであり、その機能性から世界中の多くのトレーダーはから愛用されています。
自動売買機能や優秀なチャートツールの機能を有しているため、特にプロや大口のトレーダーから絶大な支持を受けているいFX取引ソフトです。
FOREX.comは数少ないMT4に対応した業者なのです。
理由2:外出先からもMT4を操作できる
FOREX.comが多くの人に選ばれる2つ目の理由は、外出先からもMT4を操作できるという点です。
MT4を利用できるFX業者はいくつかありますが、MT4自体は同じでもスペックや提供するサービスは業者により違いがあります。各社で独自に提供しているオリジナルツールは大きな差別化要素となります。
FOREX.comではEAホスティングサービスを無料(※)で提供しています。これによりパソコンがOFFになっていても自動売買を稼働させることができ、外出先から操作することも可能となっています。
※EAホスティングを利用するには、利用申請後にMT4口座が残高30万円以上であることが条件です。継続する場合は月末時点で当月月間取引量が50万通貨以上必要。
リモートで接続することにより、Macやスマホからでもアクセスすることができます。また、ブラウザ対応のウェブ版MT4も提供されており、MacからMT4を利用することも可能です。通常のMT4より機能は制限されますが、Macユーザーの方は検討するに値するサービスとなっています。
理由3:少額から取引可能
FOREX.comが多くの人に選ばれる3つ目の理由は、少額から取引可能である点です。
FOREX.comでは、取引単位が1,000通貨からとなっており、約4,500円あれば十分に取引を行うことができます。
少額から取引できれば、初心者であっても取引をはじめやすいというメリットがあります。
さらに、MT4のトレードをテストするという意味でも、少額から取引可能な方がテストをしやすいというメリットもあります。
理由4:独自のインジケーター
FOREX.comが多くの人に選ばれる4つ目の理由は、独自のインジケーターを提供している点です。
FOREX.comでは利用者へ向け特別なインジケーターを多数提供しています。おなじみのMACDやRCI、GMMAのインジケーターはもちろん、複数のテクニカル指標に基づく分析を一覧表示することも可能です。
その秘訣はFOREX.comでは「ヴァントレ」というプラットフォームを提供している点にあります。ヴァントレは世界で支持されている高性能プラットフォームであり、国内ではFOREX.comが初めて提供を開始しました。
139種類もの豊富なインジケーターを標準搭載しており、自動売買ロジックは104種類が利用可能。トレーダーの目線から開発された利便性の高いツールとなっており、数多くの受賞実績があります。
https://t.co/0z1wlKC2fW提供のラジオ番組「FOREXチャンネル」
— FOREX.com (@forex_com_jp) May 8, 2020
5月12日(火)ラジオNIKKEIで放送予定
16:00~16:30https://t.co/ffkhOb7wy0
ノックアウトオプションなどシンプルで新たな金融商品も紹介
山中康司氏 / ひろぴー氏 / 内田まさみさん pic.twitter.com/AynjYw4Ezj
安全性の面ではドイチェ信託株式会社を信託先とした完全信託保全となっています。為替差損益、スワップを含め、顧客の資産状況を毎営業日保全していることはもちろん、資産の区分状況を内部監査部門と社内から独立した監査法人によりチェックされています。
FOREX.comのデメリット
デメリット1:スプレッドは広め
FOREX.comを使ってみると、スプレッドが広いと感じることが多いです。
FOREX.comは海外系国内登録業者としては珍しく、ディーリングデスクを置いているDD方式をとっています。スプレッドは変動制でやや広めな印象を受けます。
とはいえ、約定力そのものは高く、スリッページは大きく相場が動いた時でも限定的となっています。
デメリット2:スワップポイントは抑えめ
FOREX.comを利用する最大の動機は「MT4の利用」かと思います。
FOREX.comはスワップポイントが高い業者と比べるとやや抑えめです。
もし長期でのポジション継続保有を考えているのであれば、他社の利用も検討したいものです。
FOREX.comではMT4利用環境や情報提供を重視しており、スワップポイントの低さは利用料と言えるかもしれませんね。
FOREX.comで注意しておきたいポイント
ポイント1:サポートは限定的
FOREX.comではサポートの充実さという点ではやや限定的です。
例えば電話サポートでは、FOREX.comでは平日の9時から18時までと限定されています。業者によっては24時間サポートをしている大手もあり、そのような業者と比べると手薄いと感じてしまうかもしれません。
しかし、メールからは24時間問い合わせ可能であり、急ぎの用件は平日の日中に電話可能であることから、ある程度FXの取引経験のある方はそれほど困らないかもしれません。
ポイント2:クイック入金の対応が少なめ
FX口座への入金のうち、もっとも迅速に余力に反映されるかつ手数料がかからないのが「クイック入金」です。
FOREX.comでは「クイック入金」に対応している金融機関が他社よりも少ないです。
- 三菱UFJ銀行
- 三井住友銀行
- みずほ銀行
- ゆうちょ銀行
- ジャパンネット銀行
- 住信SBIネット銀行
- 楽天銀行
ここまでFOREX.comを紹介してきましたが、上級者へのステップとしてFOREX.comの利用を検討してみてはいかがでしょうか。