SEBC(サクラエクスチェンジビットコイン)は2017年5月に仮想通貨の取り扱いを開始した業者です。仮想通貨の「積立サービス」と「取次サービス」を提供しているのが国内他社との大きな違いです。積立を効率的に行えるサービスとして有名な会社ですが、その評判はどうなのでしょうか?筆者がSEBCを実際に利用したレビューとともに、口コミ・評判を見ていきましょう。

SEBC | |
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分類 | 取次所 |
通貨数 | 11 |
取引方法 | 現物 |
最大レバレッジ | ー |
レバレッジ手数料 | ー |
アプリ | ー |
- 充実したサポート
- 複数の取引所をカバー
- 自分で暗号資産の管理が不要で楽
- 分割購入・売却で価格変動リスクを分散

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SEBCの総合評価
SEBC(サクラエクスチェンジビットコイン)は国内でも珍しい販売所や取引所ではなく「取次所」として暗号資産を取り扱っている業者です。
2017年5月に設立されて以来、仮想通貨の積立サービス、取次により徐々に存在感を増してきた、珍しい業態でサービスを提供してきました。
2021年3月には旧社名のXthetaから、現在のSEBCに変更され、新たに生まれ変わっています。
まだまだ発展が見込まれる暗号資産(仮想通貨)でのサービスを開始したというのは、やはり今後さらなる市場の開拓が見込まれるという判断をしたのでしょう。また、直接仮想通貨を販売していなことからセキュリティ面での安全性は高いと言えます。
SEBCが選ばれる理由
SEBCは仮想通貨専門の会社ですが、業界の中でも「仮想通貨の購入を複数の取引所から有利な価格で行える」と評判の高いサービスを提供しています。
SEBCが仮想通貨の業界へ参入したのはつい最近のことです。しかし利用者は着実に増加しています。
何がSEBCの人気を支えているのか、利用者からの口コミや評判も含め確認していきましょう。
理由1:複数の取引所・販売所をカバー
SEBCが多くの人に選ばれる1つ目の理由は、取引する際に、複数の取引所・販売所をカバーしているという点です。
仮想通貨の初心者の方には知らない方も多いのですが、実は仮想通貨が取引される際の金額(取引単価)は業者によって異なるだけでなく、同じ業者の中でも市場や取引形式が別なら価格も異なってくるのです。そんな中、どの業者のどの市場で買えばもっともお得かを取引するたびに調べていくのではとても大変です。
SEBCではどの業者が最もお得かを調べることなく、取引したい通貨を選べばその時点でもっともお得な業者で取引を行うことができるのです。
もちろん取引時にはXthetaに5%の手数料を支払うことになるのですが、それを加味しても市場を選んで良い市場から取引できるというのは魅力的になります。
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理由2:自分で暗号資産の管理をしなくてよい
SEBCが多くの人に選ばれる2つ目の理由は、自分で仮想通貨の管理をしなくてもよいという点です。
自分で業者から仮想通貨を購入すると、仮想通貨の出金などが自由に行える一方、自分でその管理を行う必要が出てきます。
SEBCでは仮想通貨の出金ができない代わりに、仮想通貨の管理をXtheta側で責任をもって行ってくれるので、自分で管理する必要がなく手間を省くことができます。
もちろん保有している仮想通貨の数量などはマイページにログインしたり専用アプリを開くことで確認することができますから、資産の保有状況はいつでもチェックすることができます。
理由3:分割購入・売却で価格変動リスクを分散
SEBCが多くの人に選ばれる3つ目の理由は、手軽に分割購入・売却することが可能なため、初心者でも価格変動リスクを分散しやすいという点です。
少しでも投資をかじったことがある人は「ドルコスト平均法」という言葉を聞いたことがあると思います。これは定期的に少しずつ投資商品を購入することで、「高値掴み」するリスクを時間(取引回数)によって低減するというもので、長期投資する人にとっては有力な選択肢です。しかし定期的にというところがやっかいで、ネット証券では投資信託の定期注文(積み立て)サービスなどがありますが、これまで仮想通貨ではそのようなサービスがありませんでした。
SEBCでは国内業者ではじめて積み立て専用のサービスを開始し、口座にお金を入れておきさえすれば定期的に好きな仮想通貨を定額で買い付けることができます。取引の頻度は毎週と毎月のいずれかから選択でき、最低金額は3,000円からとなります。
しかしSEBCは国内業者ではじめて積み立て専用のサービスを開始し、口座にお金を入れておきさえすれば定期的に好きな仮想通貨を定額で買い付けることができます。取引の頻度は毎週と毎月のいずれかから選択でき、積み立て金額は3,000円からとなります。
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— 株式会社サクラエクスチェンジビットコイン/ビットコインの相談窓口【公式】 (@SEBC_Inc) August 12, 2020
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理由4:充実したサポート、安心のセキュリティ
SEBCが多くの人に選ばれる4つ目の理由は、充実したサポートを受けられるという点です。
多くの業者はメールや電話でのサポートは行っていますが、時間が限られていたり、サポート担当者が仮想通貨にあまり詳しくないということが往々にしてあります。
SEBCでは仮想通貨の経験が豊富なスタッフがサポートで応対してくれ、そのサポートも対面または電話で受けることができます。そのため初心者でも安心して仮想通貨を始めることができ、取引を実際にはじめてみて出てきた疑問点を解消することができます。
このようにサポートが充実しているのはもちろん、セキュリティ対策も万全です。顧客の仮想通貨はコールドウォレットと呼ばれる外部のネットワークから遮断された場所に保存されるため、不正アクセスがあっても購入していた仮想通貨が流出するという恐れはありません。
SEBCのデメリット
デメリット1:取り扱っていない通貨がある
SEBCでは通貨を選べば国内の取引所・販売所から有利な条件での取引をサービス側が選択してくれるため、どこがもっとも安い業者かを調べる必要がありません。一方、国内で取引できる仮想通貨の種類すべてに投資ができるわけではないという点に注意が必要です。
現物取引:BTC(ビットコイン)、BCH(ビットコインキャッシュ)、ETH(イーサリアム)、ETC(イーサリアムクラシック)、XRP(リップル社)、LTC(ライトコイン)、XEM/NEM(ネム)、MONA(モナコイン)、XYM(シンボル)、ADA(エイダ)、COT(コスプレトークン)
日本では最大で15種類を超える暗号通貨の種類の取引を行うことができる業者がありますから、ほかの暗号通貨でも取引を行うのであれば、同時に他の業者の口座も選択肢に上がります。もし様々な通貨で取引を行いたいのであれば、国内でもっとも多くの通貨を取引できるCoincheckも同時に口座を開設しておくとよいでしょう。

デメリット2:レバレッジ取引には対応していない
SEBCのデメリットとして、レバレッジ取引に対応していないという点があります。
現在、暗号資産を取り扱う国内の多くの業者ではレバレッジ取引に対応しており、取次所であるXthetaでそのような取引に対応していないというのは大きなデメリットとなります。
しかし利用者からすればデメリットだけではなく、うっかりレバレッジ取引で注文してしまう心配がないとも言えます。仮想通貨は相場の動きが激しく、レバレッジを高くしてしまうと思わぬ損失を被ることもありますから、レバレッジ取引ができないことでこのような操作に起因する損失を限定的にすることができることになります。
仮想通貨はボラティリティが高くリスク管理も難しいことから、レバレッジが低いというのは投資家にとってはしろ有利な条件なのかもしれません。特に積立で投資したい方にとっては、ドルコスト平均法に基づき長期にわたりコツコツ買っていくことが重要ですから、一回の取引でリスクを上げすぎないようにする点には注意しておきたいところです。
SEBCで注意しておきたいポイント
ポイント1:出金手数料がやや高い
SEBCでの出金には注意が必要です。
SEBCを通して購入した仮想通貨を売却し、利益が出たとしましょう。ここで日本円で出金しようとしたときには、出金手数料がかかります。
他の業者は比較的この出金手数料が抑えられているのですが、SEBCではこの手数料がやや高く、1回の出金で700円(税別)かかります。
SEBCでは積立サービスを使った長期投資がメインとなりますから出金自体は回数がそれほど多くなることはないはずですが、万が一のときにも出金手数料がかさまないように計画的に取引を行っていきたいものですね。
ポイント2:最低売買金額が高め
SEBCを使う上でもっとも気になるのが、積立などで購入・売却する仮想通貨の金額が10,000円相当からしか行うことができないという点です。
通常の販売所・取引所で仮想通貨を直接取引した場合、そのときの相場や仮想通貨の種類にもよりますが、数百円から取引できるものがメジャーです。そんな中、最低金額が10,000円からというのはやや気になるところです。
積立サービスであれば1回の取引金額を3,000円からにすることができますので、Xthetaを使うのであれば積み立て取引を活用していくことになるでしょう。
もし、現在気になる通貨があり、取引したい、口座を開きたいという方は、SEBCとともに、Coincheckなど、取扱通貨の種類が多いところを同時に口座開設しておくとよいでしょう。