※旧TAOTAOは2021年12月にSBI VCトレードへ統合されました。今後は同じく仮想通貨取引所であるSBI VCトレードの口コミをご覧ください。
TAOTAOは2017年に仮想通貨取り扱いを開始した業者で、ヤフーの100%子会社であるZコーポレーションが出資しています。筆者がTAOTAOを実際に利用したレビューとともに、口コミ・評判を見ていきましょう。

TAOTAO | |
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分類 | 販売所 |
通貨数 | 5 |
取引方法 | 現物・レバレッジ |
最大レバレッジ | 4倍 |
レバレッジ手数料 | 0〜0.041%/日 |
アプリ | TAOTAO |
- 安心できる業者を利用したい方
- 取引手数料が気になる方
- 便利な取引ツールを使いたい方

操作画面は使いやすさが追求されており、損益がすぐに分かるため投資が楽しくなりました。

金融庁登録済みの仮想通貨交換業者で安心です。
TAOTAOの総合評価
TAOTAOはもともとビットアルゴ取引所東京として2017年12月に仮想通貨事業者認定を金融庁から受けました。 2018年4月にYahoo!の子会社と業務提携が行われ、Yahoo!グループの一員になりました。2019年2月には会社名を「ビットアルゴ取引所東京」から「TAOTAO株式会社」に変更し、2019年5月中旬から仮想通貨の取り扱いすることを発表しています。
また、情報提供に関してもYahoo!グループとして力を入れています。Yahoo!の系列企業のN.Avenue株式会社は、ウェブメディア「CoinDesk Japan」の運営を2019年3月より開始しました。「CoinDesk Japan」では、仮想通貨やブロックチェーンに関するニュースを配信する大手メディアCoinDeskの情報を翻訳し、日本人投資家へ情報をが発信されています。
Yahoo!傘下で堅牢なセキュリティが評価を受けていることもあり、注目されている業者です。
TAOTAOが選ばれる理由
TAOTAOはグループとしての地名度と技術を活用したサービスを提供しており、国内でも暗号通貨業者として大きく成長していくことが見込まれると言えるでしょう。
何がTAOTAOの人気を支えているのか、利用者からの口コミや評判も含め確認していきましょう。
理由1:Yahoo傘下の安心の業者
TAOTAOが多くの人に選ばれる1つ目の理由は、金融庁登録済みの仮想通貨交換業者で安心できる点です。
TAOTAOはヤフー株式会社の100%子会社であるZコーポレーションが出資しています。そのため販売所が閉鎖するということはないとはいえませんが、非常に稀であるといえるしょう。
セキュリティ面での対策もしっかりされています。TAOTAOは、Yahoo!グループが持つ高いセキュリティ体制を取り入れています。仮想通貨の秘密鍵を、オンライン上から切り離して管理するコールドウォレットの実装や二段階認証はもちろん、 クラウド型WAF(Web Application Firewall)が実装されています。
専任の技術者が不要となっており、Yahoo!グループによって信頼されたシステムを使用しているため、安心できる高いセキュリティ体制を構築しています。またMSS for Incapsulaの実装により、24時間365日のセキュリティ管理と運用が可能になっています。
理由2:取引手数料が気になる方にもメリット
TAOTAOが多くの人に選ばれる2つ目の理由は、取引手数料が無料である点です。
取引手数料は取引に当たるコストそのものになりますから、その分のコストが発生しないことは大きなメリットです。
ただし、レバレッジポジションを保有していると1日ごとに発生する建玉手数料(レバレッジ手数料)は発生するため気をつけるようにしましょう。後述しますが、TAOTAOでは建玉手数料は変動制です。
理由3:ツールの使いやすさ
TAOTAOが多くの人に選ばれる3つ目の理由は、ツールが使いやすい点です。
TAOTAOではスマホアプリも用意されています。アプリからは気軽に仮想通貨取引が可能で、24時間265日、時間を問わずに仮想通貨をトレードすることができます。TAOTAOのスマホアプリは見やすく、仮想通貨取引所の中でもcoincheckアプリのようにわかりやすい設計がされています。
もちろんアプリの利用は無料となっています。
また、スマホアプリでもレバレッジ取引が可能です。レバレッジ取引を使い、効率よく資産を増やしていきたい人に適しています。はじめて仮想通貨取引を行う人にもおすすめの取引所といえます。
TAOTAOのデメリット
デメリット1:取り扱い通貨は限られる
TAOTAOは販売所取引のみで取引可能な通貨は5つに限られています。
現物取引:BTC(ビットコイン)、ETH(イーサリアム)
レバレッジ取引:BTC(ビットコイン)、ETH(イーサリアム)、BCH(ビットコインキャッシュ)、XRP(リップル)、LTC(ライトコイン)
特に現物取引は2種類に限られますから、長期保有を前提にする場合にはよく考えておく必要があります。
日本では最大12種類の暗号通貨の取引を行うことができますから、ほかの暗号通貨でも取引を行うのであれば、同時に他の業者の口座も開くことになります。
デメリット2:法定通貨や仮想通貨の出金に時間がかかる
TAOTAOでは出金・出金に時間がかかります。
円出金であれば3営業日以内、仮想通貨の出金であれば営業日以内と、他の国内仮想通貨取引所と比べてやや遅いです。しかし、逆に言えば、出金作業に時間がかかっているというのは出金時の審査をきっちり行なっているためとも捉えられます。
利用者からすると不便に感じてしまいますが、TAOTAOで出金の際には余裕を持って手続きを行うことが必要そうです。
TAOTAOで注意しておきたいポイント
ポイント1:建玉手数料が変動する
TAOTAOのの建玉手数料は変動することに注意が必要です。
具体的には0〜0.041%/日が目安となっていますが、その建玉手数料は週次で決定されます。しばらくは建玉手数料が無料の期間が続きますが、いつまた無料が解除され建玉手数料が発生するかはわかりません。
ポイント2:アルトコイン購入は他の業者も活用したい
TAOTAOの取り扱い通貨は限られるため、業者の使い分けが重要です。
特にアルトコインの中でも有望なNEM(ネム)を取り扱っていない点は、アルトコイン取引の中でもかなり気になります。
TAOTAOは素晴らしい業者であるとはいえ、アルトコイン購入には別の口座も活用するのが賢明ですね。