Bitgateは日本では2010年3月に仮想通貨取り扱いを開始した、仮想通貨現物取引のサービスです。国内仮想通貨取引業者としては古参でありますが、取り扱い通貨が増えているわけでもなく、不安に感じられているかもしれませんね。筆者がBitgateを実際に利用したレビューとともに、口コミ・評判を見ていきましょう。

Bitgate | |
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分類 | 販売所 |
通貨数 | 2 |
取引方法 | 現物 |
最大レバレッジ | ー |
レバレッジ手数料 | ー |
アプリ | Bitgate |
- ビットコイン・イーサリアムを少額から買いたい方
- オンラインで口座開設を完結させたい方

シンプルにビットコインを小額から購入できるのが魅力だと思います。
Bitgateの総合評価
Bitgateは2010年に日本での仮想通貨サービスをカットオーバーした、日本では古参の仮想通貨取り扱い業者です。
株式会社Bitgateの現在の主要株主は株式会社ダイコーホールディングスグループです。非上場の企業ですが幅広い事業を手掛けており、その仮想通貨事業の主要な部分を占めています。
将来性の見込まれる仮想通貨の世界に早期に進出した企業のひとつということですね。
Bitgateが選ばれる理由
Bitgateはあまり馴染みのない業者かもしれませんが、日本で仮想通貨を始めるにあたり、暗号資産交換業【関東財務局長 第00012号】として日本の厳しい規制レベルもクリアしていますから、安心して利用することができます。
何がBitgateの人気を支えているのか、利用者からの口コミや評判も含め確認していきましょう。
理由1:ビットコインを少額から買うことができる
Bitgateが多くの人に選ばれる1つ目の理由は、ビットコインを少額から買うことができるという点です。
ビットコインは2021年に驚異的なまでに価格が上昇し、過去最高値を更新しました。
現在も日本円では1BTCあたり数百万円単位ですから、買うことはなかなか難しいと思われがちです。
しかし、Bitgateではビットコインを0.00005BTCから買うことができます。もし1BTCが500万円なら、最低250円から購入できることになります。
このように手軽に手の届く価格帯からビットコインを購入することができるのがBitgateの魅力です。
理由2:初心者でも簡単に取引が可能
Bitgateが多くの人に選ばれる2つ目の理由は、初心者でも簡単に取引が可能という点です。
PC用画面はシンプルだけれども高機能なトレード環境、自分好みにカスタマイズ、豊富な分析機能で、初心者から取引経験者まで使いやすく作られています。
一方、スマートフォンのアプリもシンプルで分かりやすく、簡単操作で情報チェックでき、いつでも素早く取引を行うことが可能です。
理由3:セキュリティ対策が十分になされている
Bitgateが多くの人に選ばれる3つ目の理由は、セキュリティ対策がしっかり行われているという点です。
ウォレットシステム
仮想通貨における最も大きなセキュリティ上の懸念は仮想通貨の流出です。実際、国外はもちろん日本でも数十億円規模の仮想通貨流出が発生しており、いかに顧客の資産を守るかという点に健全な業者は注力しています。
Bitgateでは預かっている暗号資産は全て、100%コールドウォレットで管理されます。暗号資産のスピーディな出庫にも対応し、安全と利便性を兼ね備えます。
アクセス制御
不正アクセスのもう一つの懸念は、個別のアカウントへの不正なアクセスにより、いつの間にか自分の仮想通貨がどこかに送金されてしまうということです。
Bitgateのアカウントに対するすべてのアクセスには2段階認証を要求します。
システム監視
いかに優秀なセキュリティがあると言っても、100%安心ということを保証する事はなかなか難しいものです。
Bitgateでは24時間365日のシステム監視することで、不正な取引やアクセスがないかを確認することで、安全で信頼できる取引環境を提供することを目指しています。
理由4:ドットマネーと連携し、ポイントでも仮想通貨を買える
Bitgateが多くの人に選ばれる4つ目の理由は、ドットマネーと連携しポイントで仮想通貨を買えるという点です。
ドットマネーといえば株式会社サイバーエージェントが手がける電子マネーとして使えるポイントです。
Bitgateではドットマネー1ポイントを1円として、仮想通貨を買うことができます。
ポイントで購入できるというのは、非常に大きなメリットであり、嬉しいですね。
Bitgateのデメリット
デメリット1:取り扱い通貨は限られる
Bitgateで取引できる仮想通貨はビットコインとイーサリアムの2種類のみです。
取引可能な現物仮想通貨:BTC(ビットコイン)、ETH(イーサリアム)
日本では販売所まで含めれば1つの業者で現在15種類以上の仮想通貨を取引することができます。それに比べれば、Bitgateは通貨数が2つのみですから物足りなさを感じることになるでしょう。
もしここにあげた通貨以外にも取引したいのであれば、同時に他の業者の口座も開くことになります。
デメリット2:現物のみしか取り扱ってない
Bitgateのもうひとつのデメリットとして、取引が現物取引に限られる点があげられます。
仮想通貨取引の醍醐味のひとつとして、大きな価格変動とレバレッジを利用して大きな取引を上げるというものがあります。
しかし、現物取引のみということはレバレッジ取引がなく、価格変動のトレンドに乗っても大きな利益を上げることは難しくなります。
もちろんレバレッジ取引は損失も大きくなりやすいので、投資元本以上の極端な損失が発生することがないという点では、初心者にとってはむしろ良いのかもしれません。
Bitgateで注意しておきたいポイント
ポイント1:他社との流動性の違いに注意
Bitgateを利用する際には流動性に注意が必要です。
一般的に、取引所取引は、取引したいと考えているトレーダーを相手に取引を行い、その取引を業者が仲介するような形式です。そして、この取引所は仮想通貨業者ごとにそれぞれ異なっており、同じビットコイン/日本円の取引所でも業者により異なっているのです。
Bitgateでは1日の取引量が多い方であるとはいえません。そのため、他社よりも海外の動向や日本での取引が薄くなる深夜・早朝で大きく価格が動きやすい傾向にあります。
このように一番有名な仮想通貨であるビットコインだからといって、仮想通貨の価格変動リスクが減少するわけではありません。大きな価格変動が生じることには注意しておきましょう。
一方で流動性の違いは必ずしもデメリットではなく、他の業者と価格差が生じやすくアービトラージを狙うチャンスがあるとも言えます。
ポイント2:売買の往復をできるだけ抑えてスプレッド分の損が出ないように注意したい
Bitgateでは手数料が無料と銘打っていますが、実は実質的な手数料である「スプレッド」は負担する必要があります。実はBitgateでは国内業者の中でもスプレッドは狭い方ではありません。
人によってはコツコツ貯金したお金の一部を仮想通貨投資するだけでなく、短期でトレーディングしたいという方もいるでしょう。そのように短期での売買を前提とした場合、取引を行っていると、スプレッド分がかかってしまいます。
ビットコイン以外の購入についてはCoinCheckを活用しつつ、Bitgateでは少しずつビットコインを積み立てて購入するときの業者として使い分けることを考えても良いかもしれませんね。
現在では様々な仮想通貨サービスが出てきており、そのサービス自体はもちろん、使い勝手は大きく異なってきます。使いやすさは人によって大きく感じ方が違うため、実際に使ってみて初めて自分に合うものが見つかることでしょう。この機会にぜひBitgateの利用を検討してみてはいかがでしょうか。