ビットコイン価格が初めて40,000ドルを突破するも、その後は足踏み
2021年1月8日、ビットコインの価格が初めて4,000,000を突破し、さらに40,000ドルを突破した。
価格は一時4,300,000円を超えるまで躍進したが、その後は足踏みし、1月11日には4,000,000を割るなど下落気味だ。

ビットコイン価格はここ1ヶ月で価格が倍になるまで上昇を続けていただけに、この足踏みが今後のどのような展開になるか注目だ。
ここ最近のビットコイン上昇の原因は市場の資金余剰が原因だと考えられている。COVID-19による経済影響対策として金融緩和を続けている中、トランプ大統領が2020年12月25日に議会が提出した追加経済支援法案及び2021会計年度歳出法案に署名する意向を示し、経済見通しに対する楽観的な観測から投資家心理に好感された。
とはいえ、株式市場においては実態経済と株価水準に大きな解離があると見られており、過剰な資金集中が避けられる中、余剰資金の逃避先として暗号資産(仮想通貨)に資金が集中していると見られている。
2020年の12月31日にはビットコインが3,000,000円を突破した後も好調で、2021年1月2日時点で3,300,000円を超えるなど上昇を続けている。
しかし、ビットコイン価格は株価同様に実態以上に価格が上昇しているという見方も強く、今後のビットコイン価格の急激な変化には注意してほしい。